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J-GLOBAL ID：201802261959510568   整理番号：18A0356971

速度論的再構成はカニクイザルにおける脊椎海綿骨および皮質骨の骨形成と骨芽細胞機能に及ぼすromosozumabの時間依存性効果を明らかにする【Powered by NICT】

Kinetic reconstruction reveals time-dependent effects of romosozumab on bone formation and osteoblast function in vertebral cancellous and cortical bone in cynomolgus monkeys

著者 (3件)： Boyce Rogely Waite (Department of Comparative Biology and Safety Sciences, Amgen Inc., One Amgen Center Drive, Thousand Oaks, CA 91320, USA) ,  Niu Qing-Tian (Department of CardioMetabolic Disorders, Amgen Inc., One Amgen Center Drive, Thousand Oaks, CA 91320, USA) ,  Ominsky Michael S. (Department of CardioMetabolic Disorders, Amgen Inc., One Amgen Center Drive, Thousand Oaks, CA 91320, USA)
資料名： Bone (New York)  (Bone (New York))
巻： 101  ページ： 77-87  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0177D  ISSN： 8756-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨粗しょう症の治療のために開発中のヒト化モノクローナルスクレロスチン抗体,Romosozumabは骨形成を骨増加と骨吸収の低減にユニークな作用機序を持っている。骨形成への影響は過渡的継続処理で減弱することを骨形成の急速な増加を誘発する。骨形成は減弱するが,骨ミネラル密度(BMD)は増加し続けている。脊椎BMDの漸進的増加に寄与する可能性がある潜在的組織レベルの機構を明らかにするために,著者らは,運動論的再構成技術を用いて,10および28週間romosozumab投与成体カニクイザルから椎体海綿骨のモデリングとリモデリング単位にromosozumabの影響を調べた。10週間の研究期間は高いモデリングに基づく骨形成の期間を捕捉し,28週間研究期間は長期投与で生じる海綿骨における骨形成の自己制御または減衰に従った。動力学的再構築に適用した逐次蛍光色素標識は,骨芽細胞機能として3週間,および28週間にわたる脊椎皮質の骨形成と骨発生に及ぼす処理効果を評価するために用いた。椎体海綿骨のリモデリングとモデリング形成サイトの動力学的再構成はromosozumabは継続的な処理を伴う持続しないことを3週間でリモデリング部位における無機質吸収速度における有意な一過性増加をもたらしたことを明らかにした。romosozumab処理は両週でリモデリングパケットの最終的な壁厚(W.Th)の有意な増加への主要な寄与者であることを10および28リモデリング形成部位で,骨芽細胞効率の指標,類骨の分別標識における持続的改善をもたらした。リモデリングW Thは10週でパケットモデリングの最終W Thと一致した。両週10と28でromosozumabは有意に侵食された表面(ES/BS)を減少させた。28週では,romosozumabも有意に吸収期間(Rs.P)と最終吸収深さ(Rs.De)を減少させた。還元最終Rs.増加したW ThとDe組合せはリモデリング単位のレベルでの骨バランス(BB)の有意な増加をもたらした。の28週間の治療後に脊椎骨膜表面および内皮質表面上の骨形成の評価はromosozumabはこれらの表面上での骨形成,28週までに減少し,28週までに新しい骨膜と皮質内骨の有意な増加をもたらすを有意に増加させることを明らかにした。これらのデータは,複数の因子がromosozumab処理による脊椎BMDの増加に寄与する可能性があることを示唆した。処理の初期において,増加したモデリングに基づく骨形成,リモデリング部位で増加W Th,椎体海綿骨におけるES/BS減少に二次リモデリング空間の減少,脊椎皮質における増加した骨膜と皮質内骨形成は脊椎BMDの初期の増加に寄与している。モデリングに基づく骨形成を減弱させた場合,骨形成の自己調節後,ES/BSに続発したリモデリング空間の減少と二次正BBは最終Rsを減少させた。Deと増加したW Thは長期治療と脊椎BMDの漸進的増加に寄与している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *再構成 ,  無機質 ,  モデリング ,  *海綿骨 ,  *骨芽細胞 ,  骨粗鬆症 ,  骨密度 ,  *時間依存性 ,  *骨形成 ,  *脊柱 ,  *皮質 ,  ヒト ,  治療法 ,  骨吸収
準シソーラス用語： リモデリング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 骨粗しょう症 ,  治療 ,  同化 ,  組織形態計測 ,  Wntシグナル伝達 ,  骨

分類 (4件)： 筋骨格系・皮膚モデル  (EL02040R) ,  骨格系  (EJ10030R) ,  運動器系疾患の薬物療法  (GG05020D) ,  運動器系の臨床医学一般  (GG01030M)

タイトルに関連する用語 (9件)： 速度論 ,  再構成 ,  カニクイザル ,  脊椎 ,  海綿骨 ,  皮質骨 ,  骨形成 ,  骨芽細胞 ,  時間依存性