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J-GLOBAL ID:201802262006143918   整理番号:18A0398410

Varazdin市(北クロアチア)における地震サイト効果および地盤構造物共鳴のHVSR解析【Powered by NICT】

HVSR analysis of seismic site effects and soil-structure resonance in Varazdin city (North Croatia)
著者 (4件):
資料名:
巻: 92  ページ: 666-677  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0978A  ISSN: 0267-7261  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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VarazdinはDrava川流域に沿ったクロアチアの北(沖積堆積物)に位置する旧バロック都市である。沖積軟弱堆積物(粘土,砂,れき)による局所的サイト効果は,地震波地動の増幅に重要な役割を果たすことができる。水平対上下スペクトル比(H VSR)法を用いて環境騒音(常時微動)測定は,この地域の地震地盤応答,堆積物の基本的/固有振動数(f_0)とサイト増幅(A_0)発現を決定するために適用した。自由音場測定の結果は,Varazdin市街地における岩盤上の土壌基本周波数(0.47 5.19Hz),サイトHVSR増幅(1.95 4.65),Vs_30分布(212 340m/s)と堆積物被覆厚さ(16 116m)の変化を示した。得られた結果は,地質図,岩石学的断面積からの堆積物の厚さ,既存のボアホールデータとMASW測定と良く一致した。方向HVSR解析と微動の偏光角は付近の地動の水平偏波の影響を受け,に沿って断層を横切るおよび地域における過去の地震からの断層面解の発震機構に対応していることが観察された。地盤-構造物の共振の潜在的危険性は,異なる高さ(3 11床)とその周辺自由場位置の建築物における常時微動測定の比較により推定し,標準スペクトル比と床スペクトル比を用いた。建物の基本周波数は高い建物の1.78Hzの範囲であった中小ビルのための5.64Hzに達した。建築基本周波数である地盤の基本振動数に近い場合,地震動が可能共鳴を生成する。6まで床より小さい建物を市全域に対して非常に低い土壌基本振動数に起因する地盤-構造物の共振の低電位を示し,11まで床背の高いビルは,地盤-構造物の共振の高い可能性を示した。方向性HVSR解析は,研究地域の建築物は自由場測定から観察された偏光角に匹敵する偏光方向からの周囲雑音エネルギーの大部分を受けるかを示した。常時微動H VSR法から,地震のサイト効果の推定とVarazdin市のような低地震活動地域における地盤-構造物の共振の潜在的危険性に有用であることが証明された。提示された結果は,Varazdin市の記念碑的遺産と都市計画に関する非常に重要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形 

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