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J-GLOBAL ID：201802262017032222   整理番号：18A1057749

大船渡消防署住田分署

著者 (4件)： 田畑耕太郎 (住田町役場) ,  安原幹 (SALHAUS) ,  佐藤淳 (佐藤淳構造設計事務所) ,  渡邉宏 (藤寿産業)
資料名： 建築技術
号： 822  ページ： 24-49  発行年： 2018年06月17日 
JST資料番号： F0142A  ISSN： 0022-9911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・2018年3月に竣工した貫を用いた木造ラーメン造の表題の建物(岩手県気仙郡住田町)のプロジェクト,設計,構造設計,施工の各担当者による概説。
・供用開始から42年を経た旧住田分署の更新に当たり,町内の豊富な森林資源を活かした「木質の中心市街地」の形成を企図してデザイン会議を設置し,プロセスのデザインを行ったことの論述。
・柱・梁の接合部に貫構法を採用し柱脚以外では金物を一切使用しない「貫式ラーメン構造」による純木造消防庁舎で,より多くの材積を使うことで独自の透明性を獲得していることの論述。
・通し貫接合,込み栓を併用し,日本建築学会の「木質構造接合部設計マニュアル」に提案されている剛性と耐力の式を適用したが,合算する手法は記載されていないので実大実験を行って確認したことの論述。
・製造,加工,建て方施工のすべての工程で管理精度を上げて取り組み,特に木同士の接合部分でのクリアランスを最小限に設定することが必須であったことなどの論述。

シソーラス用語： *消防署 ,  *ラーメン【骨組】 ,  *木構造 ,  集成材 ,  *補強部材 ,  貫孔作用 ,  柱梁接合部 ,  *岩手県 ,  楔 ,  実物大試験
準シソーラス用語： *貫 ,  込み栓 ,  *住田町 ,  木質ラーメン

分類 (1件)： 木構造  (RA04020P)

タイトルに関連する用語 (2件)： 大船渡 ,  消防署