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J-GLOBAL ID:201802262035165706   整理番号:18A1198224

エチオピアにおけるB型肝炎ウイルスの流行にもかかわらずデルタウイルスのクレード均一性と低速度【JST・京大機械翻訳】

Clade homogeneity and low rate of delta virus despite hyperendemicity of hepatitis B virus in Ethiopia
著者 (4件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 176  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7347A  ISSN: 1743-422X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】B型肝炎ウイルス(HBV)は,エチオピアにおけるその遺伝的多様性において低密度で不均一であるが,C型肝炎ウイルス(HDV)循環遺伝子型および分子多様性についてはほとんど知られていない。【方法】合計321のB型肝炎表面抗原(HBsAg)陽性(125のHIV共同感染,102の肝疾患患者と94の献血者)を,抗HDV抗体のためにスクリーニングした。抗HDV陽性血清は,HDV-RNA確認のためにリアルタイムPCRを受けた。HDV遺伝子タイピングおよび完全HDVゲノムのために一般的に用いられる非コード化ゲノム領域(467から834ヌクレオチドにわたる)を,遺伝子タイピングおよび分子解析のために配列決定した。【結果】抗HDV抗体は,血液ドナーにおいて3.2%(3),HIV共同感染者において8.0%(10),および肝疾患患者において12.7%(13)であることがわかった。チロシン-メチオニン/イソロイシン-アスパラギン酸(YM(I)DD)逆転写酵素(RT)モチーフにおいてHBVラミブジン(3TC)耐性を示すHIV共感染患者のいずれも,抗HDV抗体に対して陽性であった。HDVウイルス血症率は,上記の研究群に関して33.3%,30.0%および23.1%であった。配列決定された6つの全ての分離株は,HDV遺伝子型1(HDV-1)として系統発生的に分類され,2つの単系統クラスターに分類された。19のカルボキシル(C)末端アミノ酸(aa196-214)およびHDV RNA結合ドメイン(aa79-107)におけるクラスリン重鎖(CHC)ドメインおよびイソプレニル化シグナル部位(Py)のアミノ酸(aa)残基分析は高度に保存され,非常に少ないヌクレオチド変異を示した。すべての配列決定された分離株は,アミノ酸位置202でセリンを示した。抗ゲノムHDV RNA(nt1012)とその対応するゲノムRNA(nt580)のRNA編集標的は,それぞれヌクレオチドAとCを示した。【結論】HIV-混乱の間のHDVの低い血清罹患率およびウイルス血症率は,この設定においてHBV薬剤耐性選択HBsAg変異体によって高度に影響される可能性がある。しかし,HDV-1配列分析はクレード均一性および高度に保存された構造および機能的ドメインを明らかにした。このように,HBV薬剤耐性関連ポリメラーゼ突然変異の潜在的役割とHDVウイルス集合,分泌と感染性に関する付随するHBsAg蛋白質変動性は,更なる研究を必要とした。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  疫学  ,  消化器の疾患  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  遺伝子の構造と化学 
引用文献 (38件):
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