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J-GLOBAL ID：201802262056192781   整理番号：18A0242271

環状ニトロキシドラジカルの酸化電位に及ぼすヘテロ原子と機能性置換の効果:電気化学における静電気学の役割【Powered by NICT】

Effect of heteroatom and functionality substitution on the oxidation potential of cyclic nitroxide radicals: role of electrostatics in electrochemistry

著者 (6件)： Zhang Kai (Australian Institute for Bioengineering and Nanotechnology, University of Queensland, Brisbane, QLD 4072, Australia. [e-mail]) ,  Noble Benjamin B. ,  Mater Adam C. ,  Monteiro Michael J. ,  Coote Michelle L. ,  Jia Zhongfan
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 4  ページ： 2606-2614  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多数の新規化合物を含む試験セット21ニトロキシドラジカルの酸化電位は,アセトニトリル中で実験的に調べ,理論的計算と相関していた。ニトロキシドラジカル上の置換基のHammett定数(σ_p)とそれぞれの窒素原子(α_N)の超微細分裂定数の両方は,その実験的酸化電位とよく相関していたことが分かった。PCM溶媒和補正を持つ理論のG3(MP2,CC)(+)//M06-2X/6 31+G(d,p)レベルで行った理論計算は,33mVの平均絶対偏差内で実験を再現することを示し,64mVの最大偏差であった。調べたニトロキシドの酸化電位は400mVで変化し,環の大きさと置換に依存した。かなりの変動が静電的に酸化されたオキソアンモニウムカチオンを安定化するための種々の置換基の能力から合理的に説明できる。重要なことに,これは類似したシクロヘキシル環の距離スケール双極子及び四重極モーメントを含む簡単な予測的関係によって定量化できる。これは空間経由静電置換基効果のしばしば見落とされる役割,形式的に中性化合物でもを明らかにした。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 四重極モーメント ,  *電気化学 ,  溶媒和 ,  置換基効果 ,  双極子 ,  *ニトロキシド ,  脂肪族ニトリル
準シソーラス用語： 理論計算 ,  置換基 ,  *静電気学 ,  機能性 ,  *ヘテロ原子 ,  *酸化電位 ,  環状 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  光化学反応  (CB08020F) ,  二次電池  (YB04030K) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

物質索引 (1件)： アセトニトリル

タイトルに関連する用語 (8件)： 環状 ,  酸化電位 ,  ヘテロ原子 ,  機能性 ,  置換 ,  電気化学 ,  静電気学 ,  役割