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J-GLOBAL ID:201802262146324888   整理番号:18A0932672

加熱による標準損傷DNA試料の製造:落とし穴と提言【JST・京大機械翻訳】

Producing standard damaged DNA samples by heating: pitfalls and suggestions
著者 (12件):
資料名:
巻: 549  ページ: 107-112  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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DNAの熱仲介加水分解は,in vitroで損傷試料を生産するための簡単で安価な方法である。熱仲介DNA加水分解は法医学的及び臨床的検証手順で広く使用されているが,標準化手順の欠如は損傷処理の内部及び実験室間の結果を比較することを不可能にしている。本研究では,加水分解緩衝液と実験条件の両方の役割を試験するために,70°Cで0~18時間,熱誘起DNA加水分解への系統的アプローチを行った。具体的には,3つの異なる媒体(超純水,0.1%DEPC-水およびTE)中で再懸濁された試験DNA試料を,Eppendorf管(「プロトコルP」)およびスクリューキャップ(「プロトコルS」)を備えたEpendorf管の両方で処理した。これらの比較試験の結果をqPCR結果の正規化によって評価した。DEPC-水は超純水と比較して約100倍まで試料の分解を増加させた。逆に,TEはDNAを分解から保護し,そのレベルは超純水で処理した試料より約1700倍低かった。「プロトコルS」の採用でも,一貫して増加することにより,劣化のレベルに影響を与えた(DEPC-水で約180倍まで)。このようにして,この比較アプローチは,明らかに明白ではなく,しばしば過小評価されたパラメータが,2~3桁までの劣化レベルを修正することを示した。これらの知見の化学的物理的理由を,CO2,ROS,NO_xおよび圧力の増強された反応性のような潜在的因子の役割と共に議論し,それはおそらく関与している可能性がある。加水分解法の結果の内部及び実験室間の比較はその標準化に向けての第一段階であるので,UV/qPCR比によるqPCRデータの正規化は最も簡単で信頼できる方法であり,最終的に,分解度が良く実証されたDNA試料の供給(市販qPCRキットによる)はISO/IEC 17025の検証手順及び熟練度試験に役立つと思われる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分子遺伝学一般 
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