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J-GLOBAL ID:201802262229492432   整理番号:18A1874505

プロトン性イオン液体,プロピルアンモニウム硝酸塩を用いた有機二次イオン質量分析(有機SIMS)のためのぬれ針エミッタからのクラスタイオンビーム発生【JST・京大機械翻訳】

Cluster ion beam generation from a wetted needle emitter for organic secondary ion mass spectrometry (organic SIMS) using a protic ionic liquid, propylammonium nitrate
著者 (2件):
資料名:
巻: 32  号: 21  ページ: 1867-1874  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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プロトン性イオン液体であるプロピルアンモニウム硝酸塩(PAN,[C_3H_7NH_3][NO_3])はその分子構造において活性プロトンを有し,プロトン化を促進することができる。さらに,PANは高い凝集能を有し,大きな凝集(またはクラスタ)イオンを形成する傾向がある。これらの特徴は,有機材料の二次イオン質量分析(SIMS)におけるクラスタイオンビームにとって望ましい。凝集能は,真空中のエレクトロスプレーによりPANで濡れた針先端からクラスタイオンビームを生成することを可能にする。これらの理由のために,クラスタイオンビーム発生を外部湿潤ニードルエミッタを用いて調べた。【方法】鋭いガラス棒を針エミッタとして用いた。PANを針エミッタを用いて真空中でエレクトロスプレーし,クラスタイオンビームを発生させた。ビーム電流の過渡応答を測定する装置を用いてビーム特性を調べた。SIMS実験も,一次イオンビームとしてクラスタイオンビームを用いて行った。アルギニンとポリエチレングリコール(PEG300)を分析した。結果:安定クラスタイオンビームは,PANで濡れた針エミッタから発生した。イオンビームは,m/zが約180から5000以上の範囲の混合クラスタイオンから成っていた。クラスタイオンビームによりプロトン化分子[M+H]+(Mはアルギニン及びPEG分子)を比較的小さなフラグメンテーションで生成することに成功した。プロピルアンモニウム付着反応により形成された付加イオン[M+C_3H_7NH_3]+もPEGに対して検出された。結論:PANで濡れた針エミッタは,塊状クラスタイオンを含むクラスタイオンビームを生成できることを実証した。クラスタイオンビームは分子二次イオンの生成に有用であり,有機SIMSにおける一次イオンビームに適していることを証明した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の物理分析  ,  質量分析 

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