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J-GLOBAL ID：201802262290711320   整理番号：18A0339718

メタロチオネイン1/2の年齢に関連した変化とラット脳におけるメタロチオネイン3発現【Powered by NICT】

Age-related changes of metallothionein 1/2 and metallothionein 3 expression in rat brain

著者 (3件)： Scudiero Rosaria (Department of Biology, University of Naples Federico II, via Mezzocannone 8, 80134 Napoli, Italy) ,  Cigliano Luisa (Department of Biology, University of Naples Federico II, via Mezzocannone 8, 80134 Napoli, Italy) ,  Verderame Mariailaria (Department of Biology, University of Naples Federico II, via Mezzocannone 8, 80134 Napoli, Italy)
資料名： Comptes Rendus. Biologies  (Comptes Rendus. Biologies)
巻： 340  号： 1  ページ： 13-17  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0610B  ISSN： 1631-0691  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経変性は脳に及ぼす加齢の主要な生理学的結果の一つである。,低分子量システインリッチ蛋白質重金属イオンと酸素フリーラジカルを結合する,メタロチオネイン(MTs)は,一般的に哺乳類の種々の組織で発現している。MTは細胞増殖と保護の調節に関与し,老化に取り組んでいる可能性がある。ユビキタスMT(1と2)と脳特異的MT3の発現は多くの神経変性疾患において研究した。研究結果は,MTは脳疾患において重要な,まだ完全には知られていないが,役割を果たしている可能性があることを示した。加えて,データは機能的に関与するMTイソ型を同定する能力を欠いている。本研究の目的は,脳の加齢時に選択されるMTイソ型の遺伝子発現のレベルを分析することであった。リアルタイムPCR分析を用いて,大脳皮質におけるMT1/2とMT3発現プロファイルと思春期(2か月),成体(4及び8カ月),中年(16か月)ラットの海馬を決定した。全タイプMT転写物の相対量は,両方の海馬および皮質の加齢中に変化することを示した;第一の効果は2~8か月齢ラットからMT転写物の含有量における一般化された減少である。中年期を通過した後,16か月では,皮質および海馬の両地域でMT3転写物の巨大な増加を観察した。一方,MT1/2mRNA含有量はわずかに増加し,青年期ラットにおける測定されたレベルに戻った。これらの知見は,MT3遺伝子の年齢関連発現を実証した。脳老化とその異なる金属結合挙動におけるMT3の増加量との関連の可能性を検討した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 成体 ,  遺伝子発現 ,  哺乳類 ,  中年期 ,  大脳皮質 ,  遺伝子 ,  細胞増殖 ,  海馬 ,  皮質 ,  脳疾患 ,  リアルタイムPCR法 ,  *メタロチオネイン
準シソーラス用語： アイソフォーム ,  神経変性疾患 ,  神経変性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 脳老化 ,  メタロチオネインのイソ型 ,  MT1/2とMT3遺伝子発現 ,  Rattus ,  リアルタイムPCR

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： メタロチオネイン1 ,  年齢 ,  ラット ,  脳 ,  メタロチオネイン3 ,  発現