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J-GLOBAL ID:201802262318649416   整理番号:18A1948723

リグノセルロース系バイオマスからのバイオリファイナリーの開発:バイオエタノールの生産

Development of Biorefinery from Lignocellulosic Biomass: Production of Bioethanol
著者 (1件):
資料名:
巻: 2017  ページ: ROMBUNNO.100 (WEB ONLY)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0002A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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サトウキビバガスとベチバー葉は,それぞれ砂糖と精油産業における固形廃棄物として得られる。産業界では,サトウキビバガスとベチバー葉がボイラーの固体燃料として利用されている。本研究では,サトウキビバガスやベチバー葉のようなリグノセルロース系バイオマスを,固体燃料としての直接使用に対していくつか利点を有する液体燃料生産,すなわちバイオエタノールの潜在的原料として利用した。サトウキビバガスとベチバー葉は,セルロースとヘミセルロースの含有量が高い。適切なバイオマス前処理を用いて,総セルロースとヘミセルロース含有量を増加させ,バイオエタノール生産収率を向上させることができる。アルカリ前処理後に検出されたサトウキビバガスのセルロースとヘミセルロース含有量は,各々54%-w/wおよび20%-w/wであった。一方ベチバー葉では,アルカリ性過酸化物前処理で検出されたセルロースとヘミセルロース含有量は,各々65%と18%であった。本研究では,エタノール生成のためにサトウキビバガスの固体発酵を調べた。接種剤濃度と培地変動はエタノール生成収率に影響し得る。単独培地と比較して,ダイズとサトウキビバガスの混合物が最も高いバイオエタノール生成収率を与えた。乾燥サトウキビバガスとダイズの100g混合物当たり8gバイオエタノールが,2.5×106細胞を初期接種することで得られた。本研究はまた,再生エネルギー源としてのベチバー葉の他の可能性を探ることを意図した。熱水,希酸,アルカリと希酸,およびアルカリ性過酸化物を使用し,熱処理を伴う各方法でベチバー葉を前処理した。結果は,アルカリ性過酸化物処理が,セルロース含有量が65.1%まで増加し,一方で熱水溶物,ヘミセルロース,リグニン,および灰分の含有量は各々8.7%,18.3%,6.8%,および1.1%であったことから示されるように,ベチバー葉に適していた。この前処理法を用いて,ベチバー葉を,Neurospora種を用いたSSFプロセスによりバイオエタノールに変換することができ,室温操作においてバイオエタノール濃度は6.7g/Lであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  多糖類  ,  農業廃棄物の利用 
引用文献 (32件):
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