抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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カラマツと共生している菌根菌であるハナイグチの林地増殖技術を普及するため,県内6箇所に試験地を設け,継続的にデータ収集を行っている。平成29年の試験地のハナイグチ発生状況は全般的には非常に少なかったが,諏訪市試験地のみ良好な発生状況であった。原因として,諏訪市試験地は,平成29年に森林施業を行ったことによる発生環境改善が良好な子実体発生につながったと考えられた。一方で,その他の試験地では地温が17.5°Cを下回った時期の降水量が少なく,原基形成及びその後の子実体生育状況に悪影響を及ぼしたと考えられた。平成29年の調査結果等を整理し「試験地通信」として林業普及指導員へ情報提供した。(著者抄録)