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J-GLOBAL ID:201802262440421617   整理番号:18A0356395

樹状細胞にコードされるF蛋白質を標的とすることによりヒト呼吸器合胞体ウイルスに対するDNAワクチンによるワクチン接種マウスにおける増強された液性およびCD8~+T細胞免疫【Powered by NICT】

Enhanced humoral and CD8+ T cell immunity in mice vaccinated by DNA vaccine against human respiratory syncytial virus through targeting the encoded F protein to dendritic cells
著者 (10件):
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巻: 46  ページ: 62-69  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は乳児,高齢者と免疫不全集団における重篤な下気道感染の最も重要な原因である。これまでRSVに対する認可されたワクチンではない。,樹状細胞(DC)に対する食作用受容体,DEC205への抗原標的化はマウスにおけるCD4~+およびCD8~+T細胞応答を誘導することが報告されている。RSV DNAワクチンを開発し,DCにコードされた抗原蛋白質を標的化するため,RSVの融合糖蛋白質(sF,アミノ酸:23 524)のエクトドメインは抗DEC205単鎖Fvフラグメント(scDEC)と指定されたscDECFと融合させた。pVAX1/scDECFの組換えプラスミドから発現成功に続いて,scDECFの組換蛋白質はCHOmDEC205細胞上のDEC205受容体に結合し,in vitroでDC2.4細胞によるRSVFの取込を促進する特異的にできることが分かった。さらに,RSV特異IgG抗体反応と中和抗体価,RSV F特異的CD8~+T細胞応答のレベルが高いことは,アイソタイプ対応対照単鎖Fvフラグメント(scISO)と融合したpVAX1/scISOF符号化sF蛋白質の対照プラスミドよりもpVAX1/scDECFによる筋肉内免疫したマウスで誘導された。pVAX1/scISOFと比較して,IgG2A/IgG1,>1,および増強されたIFN-γサイトカインの比の両方はpVAX1/scDECF免疫後のマウス,pVAX1/scDECFワクチン接種マウスにおけるTh1優勢反応を示すで誘導された。注目すべきことに,in vivoでのDCによる結合RSVF蛋白質の高い効率もpVAX1/scDECFを接種したマウスで観察された。まとめると,これらの結果は,強化されたIgGおよびCD8~+T細胞免疫応答はDEC205受容体を介してDCにF抗原を標的とすることによりRSVに対するDNAワクチンにより誘導された,このDCを標的とするワクチン戦略は,更なる調査に値する実証した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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