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J-GLOBAL ID：201802262455302129   整理番号：18A0857688

Fe(CO)_5における解離性電子付着と電子励起【JST・京大機械翻訳】

Dissociative electron attachment and electronic excitation in Fe(CO)₅

著者 (8件)： Allan M. (Department of Chemistry, University of Fribourg, Chemin du Musee 9, 1700 Fribourg, Switzerland. [e-mail]) ,  Lacko M. ,  Papp P. ,  Matejcik S. ,  Zlatar M. ,  Fabrikant I. I. ,  Kocisek J. ,  Fedor J.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 17  ページ： 11692-11701  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験と理論研究の組合せにおいて,Fe(CO)_5の解離電子付着(DEA)と電子励起状態を特性化した。両方ともFe(CO)_5の電子誘起分解に関連している。最も強いDEAチャンネルは,Fe(CO)_4-の生産をもたらす1つの金属-配位子結合の開裂である。Fe(CO)_4-の高分解能スペクトルは,振動励起チャネルの開始における微細構造を明らかにした。有効範囲R行列理論は,非常に低いエネルギーでの断面積の劇的な上昇と同様に,これらの構造をうまく再現し,仮想状態散乱がFe(CO)_5の低エネルギーDEAを支配し,分子内振動再分布(IVR)が本質的役割を果たすことを明らかにした。仮想状態仮説は,非常に低いエネルギーにおける弾性断面積の急速な上昇と振動励起断面積における強い閾値ピークからさらに実験的支持を受ける。IVR仮説は,フラグメントイオンの運動エネルギー分布の測定により確認され,それは狭い(~0.06eV)と低エネルギー(~0.025eV)でのピークであり,Fe(CO)_4-フラグメントにおけるかなりの振動励起を示す。二次元(2D)電子エネルギー損失分光法で観測された熱電子の収率により,急速なIVRも明らかになった。さらに,12eVまでの高エネルギーにおける質量分解DEAスペクトルを測定し,振動励起断面積のスペクトルによって明らかにされた共鳴に観測されたバンドを比較した。電子エネルギー損失分光法と時間依存密度汎関数理論計算を用いて,電子衝突による中性解離に関連するFe(CO)_5-における双極子許容及び双極子/スピン禁制電子遷移を調べた。理論と実験の間の非常に良い一致が得られ,観測されたバンドの帰属を可能にした。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電子エネルギー損失分光法 ,  高速度 ,  電子遷移 ,  *電子励起 ,  分子振動 ,  スペクトル ,  双極子 ,  エネルギー分布 ,  仮想状態 ,  振動励起 ,  電子衝突 ,  キャラクタリゼーション ,  微細構造 ,  断面積
準シソーラス用語： 低エネルギー , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： Fe ,  CO ,  解離性電子付着 ,  電子励起