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J-GLOBAL ID：201802262456440577   整理番号：18A0813464

粗接触を含む一般接触に対する近似JKR解【JST・京大機械翻訳】

An approximate JKR solution for a general contact, including rough contacts

著者 (1件)： Ciavarella M. (Politecnico di BARI, Center of Excellence in Computational Mechanics, Viale Gentile 182, Bari 70126, Italy)
資料名： Journal of the Mechanics and Physics of Solids  (Journal of the Mechanics and Physics of Solids)
巻： 114  ページ： 209-218  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0320A  ISSN： 0022-5096  CODEN： JMPSA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本ノートでは,いわゆるJKRレジーム下での接着接触問題に対する簡単な閉形式近似解を提案した。この導出は,接着性接触における歪エネルギーの計算と一定の接触面積での除荷を仮定して,元のJKRエネルギー誘導を一般化することに基づいている。基礎となる仮定は,接触面積分布が粘着性条件(適切に増加した垂直荷重に対して)と同じであり,一般的に,応力拡大係数は全ての接触端で正確に等しくならないということである。その解は,押込みがδ=δ1-2wA′/P′′であり,ここでwは表面エネルギーであり,δ_1は粘着性押込であり,A′は接触面積の一次導関数であり,P′′はδ_1に関して荷重の二次導関数である。この解は巨視的量だけを必要とし,非常に精巧な局所分布を必要とせず,軸対称接触のような多くの構成で正確であるが,正弦波接触では,試験事例として用いた理想的なアスペリティモデルのいくつかの特徴を正しく予測し,粗い接触問題の実際の記述ではない。従って,解は,既知の粘着性の簡単な結果を用いて,これまでに欠けていたGauss多重スケールの粗さを持つ弾性粗固体の完全解の推定を可能にした。結果は,表面のrms振幅と傾斜にのみ依存し,フラクタル限界においては,勾配は限界なしで成長し,この限界においてJKRモデルは不適切であるが,接着性の結果になる傾向がある。また,解は,小規模の詳細にかかわらず,粗さh_rmsの大きなrms振幅に対して,また,著者による良く知られた実験および以前のモデルと一致して,粗さh_rmsの大きいrms振幅に対して,粘着性を持つであろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： フラクタル ,  軸対称性 ,  応力拡大係数 ,  除荷 ,  弾性 ,  表面エネルギー ,  *近似法 ,  導関数 ,  接着 ,  正弦波 ,  歪エネルギー ,  接触問題 ,  鉛直荷重
準シソーラス用語： 接触面積 ,  粘着性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 接触 ,  粗さ ,  接着 ,  JKRモデル ,  Perssonの理論

分類 (1件)： 弾性力学一般  (HC02010M)

タイトルに関連する用語 (2件)： 近似 ,  解