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J-GLOBAL ID：201802262506089335   整理番号：18A1008574

豪雨災害にいかに備えるか 災害時要配慮者の避難

著者 (1件)： 田中淳 (東大 大学院情報学環 総合防災情報研究セ)
資料名： 都市問題  (Journal of the Tokyo Institute of Municipal Research)
巻： 109  号： 6  ページ： 84-90  発行年： 2018年06月01日 
JST資料番号： S0255A  ISSN： 0387-3382  CODEN： TOMOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・災害時要配慮者への対応の在り方を検証。
・平成28年度台風第10号豪雨災害の後,「避難準備情報」が「避難準備・高齢者等避難開始」へと名称が変更。
・犠牲者の半数は施設以外の在宅高齢者であった事実。
・災害弱者に対するきめ細かい対策が必要。
・生活避難の質,緊急避難を可能とする情報や支援の制度が論点。
・東日本大震災での課題を受け,「災害対策基本法」が改正され,「避難行動要支援者名簿」の作成が必須。
・行政と福祉事業者,当事者団体,支援団体,地域組織との連携の具体化。
・全国的な支援の枠組みが必要。
・各関連主体が自ら果たすべき役割分担と事前合意の必要性。
・事前計画に関連主体や当事者の積極的な関与と積み上げが必要。

シソーラス用語： *水害 ,  法規 ,  *人間行動 ,  震災 ,  プレート間地震 ,  大地震 ,  災害 ,  人間 ,  *防災計画 ,  *指導 ,  *情報 ,  *老人福祉施設 ,  老人保健施設
準シソーラス用語： 介護老人保健施設 ,  高齢者福祉施設 ,  豪雨災害 ,  災害弱者 ,  災害対策基本法 ,  大規模災害 ,  地域防災計画 ,  東日本大震災 ,  南海トラフ地震 ,  避難勧告 ,  避難行動 ,  役割分担

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (20件)：

• 阿部一治、2012、証言3.11 そのとき私は東日本大震災、その時透析患者は、「ノーマライゼーション障害者の福祉」、2012年3月号
• NHK「福祉ネットワーク」取材班、2011、フォーラム 2011 東日本大震災における障害者の死亡率、「ノーマライゼーション 障害者の福祉」、2011年11月号
• 岡本明、2016、フォーラム2016 東日本大震災視覚障害被災者の電話・訪問調査、「ノーマライゼーション障害者の福祉」、2016年6月号
• 金井純子・照本清峰・中野晋、2014、地方自治体職員の被災者生活支援業務に関する意識分析からみたBCP策定の課題、「土木学会論文集F6(安全問題)」、Vol.70、No.2、pp.I_7-I_14
• 気象庁、2017、「災害時自然現象報告書2017年第1号」

タイトルに関連する用語 (4件)： 豪雨災害 ,  災害 ,  配慮 ,  避難