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J-GLOBAL ID:201802262555153084   整理番号:18A0256331

ステロール調節エレメント結合蛋白質1阻害剤は膵臓癌細胞の生存と増殖を減少させる【Powered by NICT】

Sterol regulatory element-binding protein 1 inhibitors decrease pancreatic cancer cell viability and proliferation
著者 (4件):
資料名:
巻: 488  号:ページ: 136-140  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ステロール調節エレメント結合蛋白質1(SREBP1)は,脂質ホメオスタシスを制御する重要な調節因子である。SREBP1及び高い脂質生合成の過剰活性化は,前立腺癌,子宮内膜癌,神経膠芽腫の悪性腫瘍における主要な特性と考えられている。しかし,膵臓癌の進行におけるSREBP1活性化の影響は調べられていない。本研究では,MIA PaCa-2膵臓癌細胞において脂肪酸シンターゼ(FAS),ヒドロキシメチルグルタリル-CoAレダクターゼ(H MGCoAR),ステアロイル-CoAデサチュラーゼ1(SCD 1),腫瘍抑制蛋白質p53のようなSREBP1下流シグナル伝達カスケードに及ぼす阻害効果の影響を解析することに加えてfatostatinとPF429242のような阻害剤によるSREBP1活性化の抑制の影響を調べた。fatostatinとPF429242の両方は,それぞれ14.5μMと24.5μMのIC_50値と72時間で達成された最大阻害による時間と濃度依存的にMIA PaCa-2細胞の増殖を阻害した。72時間時点でfatostatinとPF429242を用いて行った詳細なウエスタンブロット分析は,SREBP1の活性型とFAS,SCD-1とH MGCoARのようなその下流シグナル伝達蛋白質のレベルの有意な減少をもたらし,腫瘍抑制蛋白質の変異型p53は,同じ期間でMIA PaCa-2膵臓細胞の賦形剤処理対照群で観察されたレベルと比較して。著者らのin vitroデータは,SREBP1は,膵臓腫瘍成長に寄与する可能性があり,その阻害剤はすい臓癌細胞増殖の管理における潜在的標的として考えることができることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞構成体の機能  ,  遺伝子発現 

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