文献

J-GLOBAL ID：201802262560515745   整理番号：18A0935138

密度汎関数理論によって調べた黒鉛状窒化炭素上の水溶液からの汚染カチオンの吸着【JST・京大機械翻訳】

Adsorption of pollutant cations from their aqueous solutions on graphitic carbon nitride explored by density functional theory

著者 (4件)： Safdari Fatemeh (Department of Chemistry, Sharif University of Technology, Tehran P. O. Box: 11365-9516, Iran) ,  Shamkhali Amir Nasser (Department of Chemistry, Faculty of Science, University of Mohaghegh Ardabili, 56199-11367 Ardabil, Iran) ,  Tafazzoli Mohsen (Department of Chemistry, Sharif University of Technology, Tehran P. O. Box: 11365-9516, Iran) ,  Parsafar Gholamabbas (Department of Chemistry, Sharif University of Technology, Tehran P. O. Box: 11365-9516, Iran)
資料名： Journal of Molecular Liquids  (Journal of Molecular Liquids)
巻： 260  ページ： 423-435  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0924A  ISSN： 0167-7322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,グラファイト窒化炭素(g-C_3N_4)の表面に関する重要な汚染物質カチオンの吸着を,密度汎関数理論によって調査した。計算は,トリアジン単位で囲まれたN_6空洞がこの表面上で最も可能性のある吸着サイトであることを示した。構造最適化はまた,Cr3+とNi2+/g-C3N4系に対する平面表面を予測したが,他の系に対する表面の構造はカチオンサイズに強い依存性を持つかなりの歪を示した。また,g-C_3N_4表面は,気相中のCr3+,As3+,およびSb3+イオンに対して高い吸着エネルギーを示した。しかし,これらのカチオンの金属-水錯体の生成エネルギーは,水溶液からのSb3+,As3+,Pb2+,Hg2+及びCd2+カチオンの吸着のみが熱力学的観点で有利であり,吸着効率はSb3+>As3+>Pb2+>Hg2+>Cd2+傾向に従うことを示した。さらに,時間依存性密度汎関数計算により,Cr3+/g-C3N4構造に対する「金属-配位子電荷移動」垂直励起,Hg2+/g-C_3N_4,Cd2+/g-C_3N_4およびSb3+/g-C_3N_4系に対する配位子を示した。これらはナノテクノロジーおよび触媒の多様な分野における将来の利用に対するこれらの系の可能性を示している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電荷移動 ,  汚染物質 ,  *カチオン ,  構造最適化 ,  熱力学 ,  吸着エネルギー ,  気相 ,  時間依存性 ,  ナノテクノロジー ,  *グラファイト ,  *吸着 ,  *密度汎関数法 ,  *水溶液
準シソーラス用語： 吸着サイト ,  *窒化炭素 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 吸着の電子論  (CB12042Y) ,  金属の表面構造  (BK15020P) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 密度汎関数理論 ,  黒鉛 ,  窒化炭素 ,  水溶液 ,  汚染 ,  カチオン ,  吸着