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J-GLOBAL ID:201802262596771124   整理番号:18A2206881

赤道太平洋のクロトガリザメの相対豊度指数の解釈における環境と発達段階の重要性

The importance of environment and life stage on interpretation of silky shark relative abundance indices for the equatorial Pacific Ocean
著者 (8件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 43-53  発行年: 2019年01月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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東太平洋におけるクロトガリザメの相対豊度指数における最近の大きな変動は,管理のための個体群の指標としての信頼性の問題と捉えられている。これらの変動が豊度の真の変化よりも環境因子によって駆動されるかどうかを調べるために,太平洋広域での研究を行った。赤道太平洋において観測者が乗船して収集した巾着網漁船のデータを用いて,海域毎に,そして可能な限り発達段階の代理指標としてのクロトガリザメのサイズ区分毎に,相対豊度の標準化した傾向を計算した。これらの指標を太平洋の気候変動の指標である太平洋十年規模振動(PDO)と比較した。クロトガリザメの指標とPDOの間の相関は,海域とサイズ区分によって異なることがわかった。クロトガリザメのサイズ区分毎の最も高い相関は,赤道東太平洋(EP)の西部海域および赤道西太平洋の小型(<90cmの全長[TL])および中型(90~150cm TL)のクロトガリザメについてであった。この相関は沿岸域のEPでは消失した。全体として,PDOとの相関は,一般的に,大型のクロトガリザメ(>150cm TL)について低かった。これらの結果は,ENSOの現象が生じるインド太平洋暖水域の移動位置の東部縁として,太平洋を横切るクロトガリザメ稚魚の移動によって駆動される小型および中型のクロトガリザメの指標の変化を示唆している。PDOと大型クロトガリザメの指標の相関がより低かったことから,環境因子によるそれら指標への影響はより弱く,したがって,個体群の傾向のモニタリングに関しては潜在的にバイアスが少ない可能性があることを示しているのかもしれないCopyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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魚類  ,  漁場・漁況  ,  個体群生態学  ,  海洋の構造・力学・循環 

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