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J-GLOBAL ID:201802262643143865   整理番号:18A1005376

非定型ウイルス非進行者におけるヒト免疫不全ウイルス1型の複製適合性の障害【JST・京大機械翻訳】

Impaired human immunodeficiency virus type 1 replicative fitness in atypical viremic non-progressor individuals
著者 (14件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 15  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7405A  ISSN: 1742-6405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】初期HIV-1感染から進行性AIDSへの罹患率は,感染した個人の間で有意に変化する。HIV-1に感染した個々のウイルス非進行者(VNP)または対照者の異なるサブグループは,AIDSに進行するとは思われず,高レベルのウイルス血症にもかかわらず,高いCD4+T細胞数を維持している。いくつかの研究は,免疫活性化を含む複数の宿主因子を評価し,これらの患者における非定型的HIV-1疾患進行を解明しようとしている。しかし,ウイルス性制御装置におけるウイルス因子を特性化するための研究は限られている。【方法】3つのVNP個体からHIV-1分離株を分析し,3つの典型的(TP)および1つの急速(RP)進行者個体からのウイルスによる複製適合性,全長HIV-1ゲノムおよび患者内HIV-1遺伝的多様性を比較した。【結果】ウイルス性非進行性および典型的患者は,それぞれ472細胞/mm~3(442~529)および400細胞/mm~3(126~789)の平均CD4+T細胞数を伴って,>10年(範囲10~17年)に感染した。VNP患者は,TP患者よりCD4+細胞の顕著な低下を示さなかった(平均-0.56,-0.4~-0.7 CD4+/月)。TP患者(平均-10.3,-8.2~-13.1 CD4+/月)。興味深いことに,VNP個体は,TPおよびRP患者からのHIV-1分離株と比較して,複製適合性の障害を有するウイルスを保有していた(p<0.05,95%CI)。ほぼ完全長のHIV-1ゲノムの分析は複製適合性の減少を説明できる単一ヌクレオチド多型(SNP)の明確なパターンを示さなかったが,SNPの数とHIV-1集団の多様性はウイルスの複製能と逆相関した(それぞれr=-0.956とr=-0.878,p<0.01)。【結論】複雑な多因子性パラメータは,感染ウイルス(表現型,負荷,および準種多様性)から始まり,感染に応答する宿主の固有の能力を始めて,各個体におけるHIV-1疾患の進行を支配するようである。ここでは,ウイルス性調節因子患者のサブセットを分析し,抗レトロウイルス療法(すなわち,検出可能な血漿HIV-1 RNA負荷を伴う高CD4+細胞数)に対する不一致反応を有する患者で観察される現象と同様に,ウイルス複製適合性の低下は,これらの抗レトロウイルスのない個体における遅い疾患進行と関連するように思われる。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (100件):
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