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J-GLOBAL ID:201802262671204013   整理番号:18A0352484

自閉症スペクトラム障害を有する中国人小児におけるグリア線維性酸性蛋白質の血清中濃度【Powered by NICT】

Serum levels of Glial fibrillary acidic protein in Chinese children with autism spectrum disorders
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  ページ: 41-45  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0905A  ISSN: 0736-5748  CODEN: IJDND6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリア線維性酸性蛋白質(GFAP)は多くの神経疾患で研究されてきた。本研究の目的は,GFAPの血清循環レベルを測定し,年齢と性がマッチした典型的発達児と比較することによる自閉症スペクトラム障害(ASD)を持つ中国人小児におけるGFAPの潜在的役割を調べることである。全百五十2 6歳中国人小児(75確認自閉症症例と75の年令-性別整合典型的発達児)が本研究に参加した。GFAPの血清レベルは,酵素結合免疫吸着アッセイ法で測定したが,ASDの重症度は,小児自閉症評定尺度(CARS)スコアを用いて評価した。結果は対照(1.71±0.53ng/ml vs. 0.99±0.25ng/ml)と比較して,平均血清GFAPレベルは自閉症児で有意に高かった(P<0.001)であることを示した。血清GFAPレベルとCARSスコア(r[Pearson]=0.390,P=0.001)の間に有意な正の相関があった。受信者動作特性(ROC)曲線に基づいて,自閉症の補助診断の指標としての血清GFAP濃度の最適カットオフ値は1.28ng/mlで77.3%の感度と88.4%の特異性を得たであることが予測された,曲線下面積は0.895であった(95%CI,0.844 0.947)。さらに,ASDのリスク増加は,GFAPレベル>多変量ロジスティック解析モデルにおいて1.28ng/ml(調整オッズ比9.88,95%CI:3.32 17.82)と関連していた。データは血清GFAPレベルは中国人小児におけるASDの重症度と関連したGFAPの増加した血清レベルは中国人小児における自閉症の病態生理に関与するという仮説を示唆している可能性があることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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精神障害  ,  精神科の臨床医学一般 
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