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J-GLOBAL ID:201802262775340385   整理番号:18A0853695

食道扁平上皮癌におけるマイクロRNA-370のダウンレギュレーションは癌進行と関連し,Pin1を上方制御することにより癌細胞増殖を促進する【JST・京大機械翻訳】

Downregulation of microRNA-370 in esophageal squamous-cell carcinoma is associated with cancer progression and promotes cancer cell proliferation via upregulating PIN1
著者 (7件):
資料名:
巻: 661  ページ: 68-77  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Pin1は,複数のシグナル伝達経路を調節することにより細胞運命を制御するペプチジルプロリルシス/トランスイソメラーゼ(PPIase)であり,種々の悪性腫瘍で過剰発現することが見出されている。ここでは,PIN1の発現がアップレギュレーションされ,miRNA-370(miR-370)が食道扁平上皮癌(ESCC)組織および細胞の両方でダウンレギュレーションされることを見出した。miR-370のトランスフェクションは,標的ESCC細胞におけるPIN1発現を有意に減少させることができる。miR-370の過剰発現は,ESCC細胞におけるアポトーシスの増加と同様に,細胞増殖と細胞周期停止の減少を誘導することができ,一方,この機能はPIN1の共トランスフェクションによって有意に予防される。さらなる実験結果は,β-カテニン,サイクリンD1およびカスパーゼ活性化がmiR-370/PIN1誘導成長阻害およびアポトーシスに関与している可能性があることを示した。また,低miR-370および高PIN1発現はESCCと診断された患者において腫瘍径,低分化,腫瘍浸潤およびリンパ節転移と有意に相関した。結論として,ESCCにおけるmiR-370のダウンレギュレーションは癌進行と関連し,PIN1を上方制御することにより癌細胞増殖を促進し,それは臨床における潜在的治療標的および有害予後因子である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  生物学的機能  ,  細胞構成体の機能 

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