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J-GLOBAL ID:201802262777052095   整理番号:18A0923133

アレルゲン特異的免疫療法により誘導されるブロッキング抗体はヒト/マウスキメラモデルにおけるアレルギー性気道疾患を改善する【JST・京大機械翻訳】

Blocking antibodies induced by allergen-specific immunotherapy ameliorate allergic airway disease in a human/mouse chimeric model
著者 (15件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 851-861  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0643B  ISSN: 0105-4538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:アレルゲン特異的免疫療法(AIT)は特異的なブロッキング抗体(Ab)を誘導するが,これはアレルゲンへのIgE仲介反応を予防することが主張されている。加えて,AITは,例えば,調節性TおよびBリンパ球および免疫偏差を誘導する,エフェクター細胞を脱感作することにより,アレルゲンに対する細胞反応を調節する。これらの機構が臨床耐性を仲介することはまだ謎である。著者らは,呼吸アレルギーのキメラヒト/マウスモデルにおける細胞応答とは別にAIT誘導遮断Abの役割に取り組むことを試みた。【方法】非肥満性糖尿病重症複合免疫欠損γc-/-(NSG)マウスは,カバノキ花粉抽出物およびヒトIL-4と共にカバノキ花粉アレルギー患者から腹腔内アレルゲン反応性PBMCを受けた。移植はフローサイトメトリーにより評価した。気道過敏性(AHR)および気管支炎症をアレルゲンまたはPBSによる鼻腔内チャレンジ後に分析した。カバノキ花粉を有するAITの前後に患者から採取した血清を鼻腔内チャレンジ前にアレルゲンに添加した。AIT後血清のIgEブロッキング活性をin vitroで評価した。結果:ヒト細胞は,マウス肺および脾臓の細胞懸濁液で検出され,成功したヒト化を示した。ヒト化マウスは,陰性対照と比較してアレルゲンでチャレンジされた時,より顕著なAHRと気管支炎症を示した。Post-AIT血清はIgE遮断活性を発揮した。プレAIT血清とは対照的に,異種および自己のポストAIT血清の存在はアレルギー性気道炎症を有意に減少させ,in vitroで測定されたIgE遮断活性と一致した。【結論】著者らのデータは,IgE遮断活性を有するポストAIT血清が,AIT誘発細胞変化とは独立に,呼吸アレルギーのヒト/マウスキメラモデルにおいてアレルギー性気道炎症を改善することを示す。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  細胞生理一般 

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