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J-GLOBAL ID:201802262814616459   整理番号:18A0276971

ケラチン細胞の分化と宿主防御におけるAct1の二重の役割:TRAF3IP2サイレンシングはケラチン細胞分化を阻害するIL-17応答【Powered by NICT】

Dual Role of Act1 in Keratinocyte Differentiation and Host Defense: TRAF3IP2 Silencing Alters Keratinocyte Differentiation and Inhibits IL-17 Responses
著者 (8件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 1501-1511  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0776A  ISSN: 0022-202X  CODEN: JIDEAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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TRAF3IP2はAct1をコードする候補乾癬感受性遺伝子,IL-17受容体を下流シグナル伝達経路にするユビキチンリガーゼ活性を持つアダプター蛋白質である。TRAF3IP2を標的とするテトラサイクリン誘導短ヘアピンRNAを用いたIL-17へのケラチン細胞応答におけるAct1の役割を調べた。7日のためのテトラサイクリン曝露は効果的にTRAF3IP2mRNAとAct1蛋白質を抑制し,発現の有意な変化(495,266;>1.5倍,P<0.05)と761遺伝子をもたらした。遺伝子オントロジー分析は,TRAF3IP2サイレンシングによる影響を受けた遺伝子は表皮分化に関与し,初期分化遺伝子(KRT1, KRT10, DSC1, DSG1)ダウンレギュレーションされ,後期分化遺伝子(SPRR2, SPRR3, LCE3)アップレギュレーションであることを示した。AP1結合部位はTRAF3IP2サイレンシングにより上方制御された遺伝子の上流濃縮されていた。これに対応して,FosBとFra1の核発現はTRAF3IP2サイレンス細胞で増加した。宿主防御に関与する多くの遺伝子はTRAF3IP2依存性様式でIL-17により誘導された。炎症性分化条件(4日間血清添加postconfluence)は顕著にこれらのIL-17応答を増幅し,基礎レベルと多重後期分化遺伝子のTRAF3IP2サイレンシング依存アップレギュレーションを増加させた。これらの知見は,TRAF3IP2は表皮ホメオスタシスとケラチン細胞防御応答の両方を変化させる乾癬リスクに影響する可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  遺伝子発現 
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