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J-GLOBAL ID:201802262841668263   整理番号:18A0267378

all-trans-レチノイン酸はデオキシシチジンキナーゼの蛋白質発現を上方制御することによりヒト膵癌細胞株AsPC 1におけるアロニア・ゲムシタビン細胞毒性を増強する【Powered by NICT】

All-trans retinoic acid enhances gemcitabine cytotoxicity in human pancreatic cancer cell line AsPC-1 by up-regulating protein expression of deoxycytidine kinase
著者 (8件):
資料名:
巻: 103  ページ: 116-121  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0673A  ISSN: 0928-0987  CODEN: EPSCED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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で,5年前にすい癌化学療法におけるゲムシタビン耐性はデオキシシチジンキナーゼ(dCK)の発現抑制,ゲムシタビン活性化の律速段階を触媒すると相関することを示した。本研究の目的は,ゲムシタビン耐性ヒト膵癌細胞株AsPC-1におけるdCK発現を増加させることによりゲムシタビンの細胞毒性を増強するのに有用である可能性がある薬剤を見出すことであった。40処方薬のスクリーニングは,AsPC-1細胞に対する固有細胞毒性を有する35を同定できなかった。AsPC-1細胞はこれらの薬剤でプレインキュベートし,かつ,ゲムシタビンとインキュベートすると,オールトランスレチノイン酸(ATRA)非処理細胞のそれと比較して生存率を28%減少させたことを見出した。ルシフェラーゼアッセイは,ATRAは未処理対照と比較してAsPC-1細胞におけるDCKプロモーターをトランス活性化し約2倍にすることを示し,dCK蛋白質発現の増加はイムノブロッティングにより確認した。ATRAはゲムシタビンの半最大阻害濃度(IC_50)を減少させた2.8倍(ATRA非処理細胞,28.8nM,ATRA処理細胞,10.0nM)であった。0.03μMのATRA濃度はゲムシタビン細胞毒性を強化するために十分であり,効果は0.03から50μMの濃度範囲で良く維持された。これらの結果は,ATRAはゲムシタビン耐性ヒト膵癌細胞におけるdCK発現を増加させることによってゲムシタビン細胞毒性を増強することを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
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生物薬剤学(基礎)  ,  細胞膜の輸送  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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