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J-GLOBAL ID：201802262859347979   整理番号：18A0324601

海底りん灰土における四価および六価ウランの~238U-~235U-~234U分画【Powered by NICT】

²³⁸U-²³⁵U-²³⁴U fractionation between tetravalent and hexavalent uranium in seafloor phosphorites

著者 (7件)： Kolodny Yehoshua (The Fredy & Nadine Hermann Institute of Earth Science, The Hebrew University of Jerusalem, 91904 Jerusalem, Israel) ,  Torfstein Adi (The Fredy & Nadine Hermann Institute of Earth Science, The Hebrew University of Jerusalem, 91904 Jerusalem, Israel) ,  Torfstein Adi (The Interuniversity Institute for Marine Sciences, 88103 Eilat, Israel) ,  Weiss-Sarusi Keren (The Geological Survey of Israel, 30 Malkhe Israel St., 95501 Jerusalem, Israel) ,  Zakon Yevgeni (The Geological Survey of Israel, 30 Malkhe Israel St., 95501 Jerusalem, Israel) ,  Halicz Ludwik (The Geological Survey of Israel, 30 Malkhe Israel St., 95501 Jerusalem, Israel) ,  Halicz Ludwik (Faculty of Chemistry, Biological and Chemical Research Centre, University of Warsaw, Zwirki i Wigury 101, 02-089 Warsaw, Poland)
資料名： Chemical Geology  (Chemical Geology)
巻： 451  ページ： 1-8  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0081A  ISSN： 0009-2541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ~238U/~235U比の変動は主に,ウランの酸化状態の変化に伴って観測された,酸化還元条件の変化によって制御され,この過程の証拠はこれまで間接的されている。,異なる酸化還元種のδ~238Uとδ~234U同位体組成は,同じ地質学的試料:海底りん灰土におけるバルク,還元型(U(IV))及び酸化(U(VI))ウラン種の中で初めて研究した。全てのケースで,δ~238U(IV)は対応するδ~238U(VI)( 0.64~1.07)よりも高かった( 0.27~0.81)であり,δ~234U(IV)(240~ 100)と比較して極端に高い値(500 2000)を示すδ~234U(VI)であった。比較のために,バルクδ~238U,δ~234U及びU濃度は0.42から0.85に, 10,63 328ppmであった。これらの値は,以前に報告された試料中の自然変動の範囲の大部分が,低い値へのδ~238Uの尾部を除いて海水値に対応するバルクδ~238Uとδ~234U値を示した。主な例外はU(VI)画分の組成,比較的低いδ~238U値に対する範囲により表示されるが,他の組織では同等の試料と比較して非常に強い正のδ~234U可動域を持っている。研究りん灰土は高生産性環境,酸素消費が高い中に形成された,無酸素条件が好まれたことを考慮すると,試料中の初期ウランの大部分は還元型であることを仮定した。,Uのいくつかは,時間の経過とともに酸化されても,研究した試料は約60 80%U(IV)から構成されている。~238U放射性崩壊のプロセスは崩壊生成物の酸化をもたらし,~234Uと,その結果,試料内のδ~234U(VI)は非常に高い値であった。δ~238Uの変化は「核フィールドシフト」の効果に関連し,これはより高い原子質量を持つ核種は下側の原子質量を持つより優先的に減少することを予測した。,同じ環境,U(IV)の高いδ~238Uをもたらすにおける~235Uより~238Uを低減するために容易であった。これはここで観察された1例であり,加えて,証拠はδ~238U分画は,U酸化中に発生した,両酸化状態間のδ~238Uの最終的な差は,堆積核フィールドシフトとその場反跳に関連した酸化の組み合わせ効果を反映していることを示した。一連の定量的モデルである異なる過程の役割と速度を評価するのに利用し,時間上のU(IV)及びU(VI)の独立した進化のために,それらの相対的分率と同位体組成は,海底りん灰土の形成年代,これまでU崩壊系列を用いて可能なされていないを評価するために使用できることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酸素消費 ,  酸化還元反応 ,  放射性崩壊 ,  海水 ,  *ウラン ,  酸化 ,  *海底 ,  地質学 ,  同位体存在比 ,  還元 ,  *燐灰土 ,  原子量
準シソーラス用語： 酸化還元条件 ,  酸化状態 ,  *六価ウラン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 四価および六価ウラン ,  δ~238U ,  δ~234U ,  同位体分別 ,  燐灰土

分類 (2件)： 同位体地質学  (DD01042T) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 海底 ,  りん灰土 ,  六価ウラン ,  分画