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J-GLOBAL ID：201802262928008123   整理番号：18A0801067

間葉系幹細胞またはエキソソームと併用したフィブリン糊メッシュ固定は切開ヘルニアのマウスモデルにおける炎症反応を調節する【JST・京大機械翻訳】

Fibrin glue mesh fixation combined with mesenchymal stem cells or exosomes modulates the inflammatory reaction in a murine model of incisional hernia

著者 (10件)： Blazquez Rebeca (Stem Cell Therapy Unit, ‘Jesus Uson’ Minimally Invasive Surgery Centre, Caceres 10071, Spain) ,  Blazquez Rebeca (CIBER de Enfermedades Cardiovasculares, Spain) ,  Sanchez-Margallo Francisco Miguel (Stem Cell Therapy Unit, ‘Jesus Uson’ Minimally Invasive Surgery Centre, Caceres 10071, Spain) ,  Sanchez-Margallo Francisco Miguel (CIBER de Enfermedades Cardiovasculares, Spain) ,  Alvarez Veronica (Stem Cell Therapy Unit, ‘Jesus Uson’ Minimally Invasive Surgery Centre, Caceres 10071, Spain) ,  Uson Alejandra (Stem Cell Therapy Unit, ‘Jesus Uson’ Minimally Invasive Surgery Centre, Caceres 10071, Spain) ,  Marinaro Federica (Stem Cell Therapy Unit, ‘Jesus Uson’ Minimally Invasive Surgery Centre, Caceres 10071, Spain) ,  Casado Javier G. (Stem Cell Therapy Unit, ‘Jesus Uson’ Minimally Invasive Surgery Centre, Caceres 10071, Spain) ,  Casado Javier G. (CIBER de Enfermedades Cardiovasculares, Spain) ,  Casado Javier G. (Immunology Unit, Department of Physiology, University of Extremadura, 10071 Caceres, Spain)
資料名： Acta Biomaterialia  (Acta Biomaterialia)
巻： 71  ページ： 318-329  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3136A  ISSN： 1742-7061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 外科的メッシュは,軟部組織を補強するために効果的で,頻繁に使用される。フィブリン糊(FG)はメッシュ固定に広く使われており,幹細胞デリバリーのための最適な媒体と考えられている。この前臨床研究の目的は,切開ヘルニアの治療のために,MSCsとFGを併用したそれらのエキソソームの治療効果を評価することであった。マウス切開ヘルニアモデルを用いて外科的メッシュを移植し,FG,MSCsおよびエキソ-MSCsによる異なる治療を適用した。移植されたメッシュを7日目に病理学,浸潤白血球の細胞分析およびTH1/TH2サイトカイン,MMP,TIMPおよびコラーゲンの遺伝子発現分析により評価した。結果は,MSCsまたはエキソ-MSCsを用いた場合,抗炎症性M2マクロファージおよびTH2サイトカインの有意な増加を示した。さらに,MMP,TIMPおよびコラーゲンの分析は細胞外マトリックスおよびリモデリング過程において有意差を示した。著者らのin vivo研究は,FGおよびMSCsまたはエキソ-MSCsによる外科的メッシュの固定が,損傷組織の改善された結果,特に,より攻撃的でないプロ再生プロファイルに対する炎症反応の調節において,切開ヘルニアの治療に有益な効果を有することを示唆する。外科的メッシュの移植は,ヘルニアのような組織欠損を補強するための標準的な手順である。しかしながら,この移植に二次的に悪化し持続的な炎症反応がしばしば観察され,患者において強い不快感と慢性疼痛をもたらす。多くの場合,メッシュを除去するために追加の外科的介入が必要である。本研究は,間葉系幹細胞とそれらのエキソソームがフィブリンシーラントと結合して,これらのメッシュの成功裏の固定のために使用できることを示す。切開ヘルニアのマウスモデルで分析したこの新しい治療アプローチは,より攻撃的でないプロ再生プロファイルに対する炎症反応の調節に好都合である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： コラーゲン ,  TIMP ,  細胞外マトリックス ,  軟部組織 ,  *切開術 ,  サイトカイン ,  遺伝子発現 ,  *間葉系幹細胞 ,  外科学 ,  患者 ,  *ヘルニア ,  消炎作用
準シソーラス用語： *炎症反応 ,  *マウスモデル ,  *エキソソーム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 外科的メッシュ ,  フィブリン糊 ,  間葉系幹細胞 ,  エキソソーム ,  マウスモデル

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  骨格系  (EJ10030R) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： 間葉系幹細胞 ,  エキソソーム ,  併用 ,  フィブリン糊 ,  メッシュ ,  切開 ,  ヘルニア ,  マウスモデル ,  炎症反応 ,  調節