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J-GLOBAL ID:201802262942003628   整理番号:18A1006418

予防的バンコマイシン投与タイミングの違反は心臓手術患者における外科部位感染率の潜在的危険因子である:前向きコホート研究【JST・京大機械翻訳】

Violation of prophylactic vancomycin administration timing is a potential risk factor for rate of surgical site infections in cardiac surgery patients: a prospective cohort study
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 73  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7418A  ISSN: 1471-2261  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:強化医および心胸郭外科医は,滞在期間(LOS),費用および死亡率の増加により,外科的部位感染(SSIs)について一般的に懸念されている。抗菌予防は,SSIsの予防における最も重要なツールの1つである。本研究の目的は,抗菌予防投与のタイミングとSSIsの比率の間の関係を調査することであった。【方法】前向きコホート研究を,選択的心臓手術を受けているすべての連続した成人患者において,1年以上の期間にわたって実施した。抗微生物予防投与がバンコマイシンタイミングプロトコル(すなわち,バンコマイシン注入終了前に最初の皮膚切開を行った場合)の患者において,集団を層別化した。SSI率を比較するために,コホートは,SSIsの発症の低および高リスクの患者においてさらに層別化された。【結果】研究期間において,1020人の連続した成人患者が心臓手術を受けて,研究包含基準に従って,741人の患者を前向きに登録した。全体の感染率8.1%に対して合計60のSSIsを同定した。バンコマイシン予防タイミングプロトコルは,741人の登録患者のうち305人(41%)で違反した。SSIsは,タイミングプロトコル(47/305)の違反を有する患者の15.4%と比較して,抗微生物予防プロトコル(13/436)の違反のない患者の3%で観察された(P<0.0001)。プロトコル違反による低リスクの患者は,プロトコル違反のない低リスクの患者に対して,SSI(P=0.004)と死亡率(P=0.03)のより高い発生を有した。同様に,プロトコル違反による高リスクの患者は,プロトコル違反のない高リスクの患者に対して,SSI(P<0.001)と死亡率(P<0.001)のより高い発生を有した。ロジスティック回帰分析により,内胸動脈使用(P=0.025),外科的時間(P<0.001),集中治療室(ICU)LOS(P=0.002),SSI発生のリスク因子(P<0.001),およびプロトコル違反(P<0.001),機械的換気時間(P<0.001)およびプロトコル違反(P<0.001)が死亡率の危険因子であった。結論:本研究は,予防的バンコマイシン投与のタイミングの違反が,心臓手術患者におけるSSIsの確率と感染性原因からの死亡率を有意に増加させたことを示した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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病原体に作用する抗生物質の臨床への応用  ,  感染症・寄生虫症の治療 
引用文献 (25件):
  • Eur J Cardiothorac Surg; Superficial and deep sternal wound complications: incidence, risk factors and mortality; L Ridderstolpe, H Gill, H Granfeldt, H Ahlfeldt, H Rutberg; 20; 2001; 1168-1175; 10.1016/S1010-7940(01)00991-5; CR1;
  • BMC Infect Dis; Superficial and deep sternal wound infection after more than 9000 coronary artery bypass graft (CABG): incidence, risk factors and mortality; A Salehi Omran, A Karimi, SH Ahmadi, S Davoodi, M Marzban, N Movahedi; 7; 2007; 112; 10.1186/1471-2334-7-112; CR2;
  • J Cardiothorac Vasc Anesth; Epidemiology of deep sternal wound infection in cardiac surgery; F Filsoufi, JG Castillo, PB Rahmanian, SR Broumand, G Silvay, A Carpentier; 23; 2009; 488-494; 10.1053/j.jvca.2009.02.007; CR3;
  • Infect Control Hosp Epidemiol; Incidence of and preoperative risk factors for Staphylococcus aureus bacteremia and chest wound infection after cardiac surgery; ZA Kanafani, JM Arduino, LH Muhlbaier, KS Kaye, KB Allen, Y Carmeli; 30; 2009; 242-248; 10.1086/596015; CR4;
  • Ann Thorac Surg; Update: Methicillin-resistant Staphylococcus aureus screening and decolonization in cardiac surgery; TS Tom, MW Kruse, RT Reichman; 88; 2009; 695-702; 10.1016/j.athoracsur.2009.02.010; CR5;
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