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J-GLOBAL ID：201802263028732543   整理番号：18A0121715

仮想空間における掃除行動に着目した遂行機能評価システムの提案

A Executive Function Evaluation System for Cleaning Action in Virtual Space

著者 (7件)： 三原顕仁 (大阪工大 大学院情報科学研究科) ,  大井翔 (慶応大 医) ,  佐野睦夫 (慶応大 医) ,  田渕肇 (慶応大 医) ,  斎藤文恵 (慶応大 医) ,  堀込俊郎 (慶応大 医) ,  梅田聡 (慶応大 文)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 337(WIT2017 51-65)  ページ： 19-24  発行年： 2017年11月29日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,高次脳機能障害者は全国で50万人を超えると推察されているが,リハビリテーションを行う医師や専門施設は不足している。我々は,日常生活を認知リハビリテーション対象として,在宅で高次脳機能障害者の自立を促進するためのリハビリテーション方式に取り組んでいる。本研究では,認知機能の指標の1つである遂行機能に着目する。従来,遂行機能の評価手法としてはBADSテストなどが代表的であるが,検査に長時間要し,リアルタイムに評価することができていない。そこで,仮想空間での掃除行動を評価対象とし,短時間かつリアルタイムに遂行機能を評価できるシステムの提案を行う。また,本システムで用いるパターン認識技術の検証を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： 仮想空間 ,  *清掃 ,  *機能 ,  *システム ,  障害者 ,  リハビリテーション ,  パターン認識 ,  GUI【計算機】 ,  画像処理システム ,  計算機利用システム ,  実時間処理
準シソーラス用語： 高次脳機能障害者 ,  *遂行機能 ,  掃除 ,  認知リハビリテーション ,  *評価システム

分類 (1件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (6件)：

• 東京都高次脳機能障害者実態調査検討委員会:東京都高次脳機能障害者実態調査報告書,2008.
• 東京都:高次脳機能障害者地域支援ハンドブック (改訂第3版),2016
• 山里道彦,井上浩希,山倉敏之,ほか:高次脳機能障害症例に対するグループ訓練.認知リハビリテーション,15(1):9-16,2010.
• 大井翔,池ヶ谷剛,渋谷咲月,水野翔太,佐野睦夫,中山佳代,大出道子,荻原摩紀:′′認知リハビリテーションのための一人称視点による生活行動の注意評価′′,情報処理学会第77回全国大会,2015.
• Wilson,B.A,Alderman.N.,Burgess,P.W,Emshe,H.and Evans,J.J. : Behavioural Assessment of the Dysexecutive Syndrome. Thames, 1996.

タイトルに関連する用語 (7件)： 仮想空間 ,  掃除 ,  行動 ,  着目 ,  遂行機能 ,  評価システム ,  提案