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J-GLOBAL ID：201802263154058785   整理番号：18A0950694

自治体ニーズに応えるJSの新技術 高濃度対応型ろ過濃縮・中温消化システム

資料名： 月刊下水道  (Journal of Sewerage, Monthly)
巻： 41  号： 7  ページ： 60-64  発行年： 2018年05月15日 
JST資料番号： Z0772A  ISSN： 0387-6926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・下水汚泥の嫌気性消化工程は,バイオガスを生産する有望な技術として位置付けられ,本稿に紹介する高濃度対応型ろ過濃縮・中温消化システム(以下,本技術)は,下水処理場における今後の下水汚泥処理工程の普及促進に資する技術として開発。
・本技術は,従来は消化汚泥TSが1.5~2%程度だった汚泥消化タンク設備において,消化汚泥TSを3.0~3.5%まで高濃度化させる技術であり,消化性能は従来と同等。
・本技術は,大きく分けて,「高濃度対応型ろ過濃縮機」,「混合濃縮汚泥移送ポンプ」,「下部コーン型鋼板製消化タンク(高濃度対応型)」で構成されたシステム。
・本技術は,初沈汚泥の高濃度化により消化タンクの必要容量・槽数を減少させるので,汚泥消化タンク設備導入に伴う汚泥処理施設のLCC。削減率が向上。
・本技術は,取り扱う消化汚泥量を約40%減少させるので,消化タンクの加温に必要な熱量が削減され,加温以外の用途に利用可能な消化ガスが増加。

シソーラス用語： *嫌気性処理 ,  *システム ,  *中温 ,  下水汚泥 ,  *バイオガス ,  下水処理施設 ,  工程 ,  汚泥処理 ,  下水 ,  消化汚泥 ,  *消化 ,  *濃度 ,  消化槽 ,  汚泥
準シソーラス用語： 汚泥消化タンク ,  下水汚泥処理工程 ,  下水処理場 ,  高濃度消化 ,  高濃度対応型ろ過濃縮・中温消化システム ,  消化汚泥TS

分類 (1件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 自治体 ,  ニーズ ,  高濃度 ,  ろ過 ,  濃縮