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J-GLOBAL ID：201802263226362649   整理番号：18A0262843

三角形地形はフィンランド南西部における氷河下排水経路を明らかにする【Powered by NICT】

Triangular-shaped landforms reveal subglacial drainage routes in SW Finland

著者 (5件)： Maekinen J. (Department of Geography and Geology, University of Turku, FI-20014 Turku, Finland) ,  Kajuutti K. (Department of Geography and Geology, University of Turku, FI-20014 Turku, Finland) ,  Palmu J.-P. (Geological Survey of Finland, P.O. Box 96 (Betonimiehenkuja 4), FI-02151 Espoo, Finland) ,  Ojala A. (Geological Survey of Finland, P.O. Box 96 (Betonimiehenkuja 4), FI-02151 Espoo, Finland) ,  Ahokangas E. (Department of Geography and Geology, University of Turku, FI-20014 Turku, Finland)
資料名： Quaternary Science Reviews  (Quaternary Science Reviews)
巻： 164  ページ： 37-53  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0941A  ISSN： 0277-3791  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,フィンランドのスカンジナビア氷床の氷流層内の氷河下排水を示す地形とそれに関係する侵食地形まで三角形の最初の証拠を提示することである。以前三角形地形と第四紀堆積物の同定されていないグループパターンはLiDAR DEMsから認識できた。三角形地形はエスカーと関連していることを地形識別可能な経路内のセグメントとして存在する。形態学的および堆積学的特徴と同様に三角形地形の分布は飽和変形まで,流れと圧力変動融氷水侵食に関連した氷底融水のクリープを含むと解釈される。はこの種の大規模排水システムの形成のための既存のモデルではないが,それらは高圧条件下での氷底融水移動のための効率的な排水システムであることを主張した。著者らの仮説は,ここで述べたルート,大規模氷河下排水システムは,チャネル(エスカー)とより広く普及して小規模分散型の氷河底面排水の間の連続性を形成することである。さらに,三角形氷河下地形への導管支配排水からの転移は氷縁から約50 60km起こった。paleoglaciologicalモデルを改善し,増加した融水生産への氷床の応答をシミュレートするために使用できることを氷床水文学的排水システムのより現実的な表現に向けての重要な寄与を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 浸食 ,  堆積物 ,  圧力変動 ,  管路 ,  チャネル ,  *氷河 ,  第四紀 ,  *フィンランド共和国 ,  水文学 ,  クリープ ,  *排水 ,  氷床 ,  モルフォロジー
準シソーラス用語： 排水システム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： 第四紀 ,  氷河作用 ,  スカンジナビア ,  地形学(氷河) ,  LiDAR ,  三角形地形 ,  氷河下 ,  氷流 ,  エスカー

分類 (2件)： 第四紀  (DE02070C) ,  雪氷学  (DC08000N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 三角形 ,  地形 ,  フィンランド ,  氷河 ,  排水経路