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J-GLOBAL ID:201802263305150790   整理番号:18A0477079

日本気象庁マグニチュードスケールによる微小地震サイズの過小評価:地震統計への影響【Powered by NICT】

Underestimation of Microearthquake Size by the Magnitude Scale of the Japan Meteorological Agency: Influence on Earthquake Statistics
著者 (2件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 606-620  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2388A  ISSN: 2169-9313  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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気象庁マグニチュードスケール(M_j)を含む,地震波の振幅に基づくマグニチュードスケールはルーチンプロセスで使用されている。が,モーメントマグニチュードスケール(M_w)は,より物理ベースであり,地震のタイプとサイズを評価することができる。本論文では,微小地震のM_jとM_wの間の関係を検討した。地震間の相対的モーメントマグニチュードは多重スペクトル比解析により制約される。日本の福島県浜通り北部茨城県地域における事象の結果はM_jである微小地震のM_wよりも有意に小さかった,系統的にことを意味している。M_j M_w曲線はM_jの小さいおよび大きい値について1/2および1の勾配を持ち,それぞれ例えばM_j=1.0はM_w=2.0に対応する。簡単な数値シミュレーションにより,この事が,有限サンプリング間隔を用いた非弾性減衰と記録に起因することを意味している。過小評価は地震統計に影響する。M_c,マグニチュード-頻度分布は,Gutenberg-Richter則から外れた以下のマグニチュードに関して,完全大きさはM_jよりM_wに効果的に低く,M_jとM_w間の系統的な違いを考慮した。Gutenberg-Richter則のb値はM_jよりM_wの方が大きかった。M_jとM_wのb値は良く相関しているので,b値を用いた定性的議論は影響を受けなかった。M_j推定b値は1.5以下であったが,M_wではしばしば1.5を超えていた。これは地震活動の物理的意味を影響する可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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地震学一般  ,  地震活動 

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