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J-GLOBAL ID：201802263502339731   整理番号：18A0181628

グリコール酸,グリコール酸ナトリウムおよび二価遷移金属イオンの幾つかを含むその化合物の固体状態での熱的挙動

Thermal behavior of glycolic acid, sodium glycolate and its compounds with some vibalent transition metal ions in the solid state

著者 (9件)： DO NASCIMENTO A. L. C. S. (Univ Estadual Paulista, SP, BRA) ,  TEIXEIRA J. A. (Univ Estadual Paulista, SP, BRA) ,  NUNES W. D. G. (Univ Estadual Paulista, SP, BRA) ,  GOMES D. J. C. (Instituto Federal do Piaui, PI, BRA) ,  GAGLIERI C. (Univ Estadual Paulista, SP, BRA) ,  TREU-FILHO O. (Univ Estadual Paulista, SP, BRA) ,  PIVATTO M. (Universidade Federal de Uberlandia, MG, BRA) ,  CAIRES F. J. (Univ Estadual Paulista, SP, BRA) ,  IONASHIRO M. (Univ Estadual Paulista, SP, BRA)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 130  号： 3  ページ： 1463-1472  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属錯体の技術的な利用のための熱的な検討を目的とした。今回,グリコール酸ナトリウムおよびグリコール酸の二価遷移金属(Mn,Co,Ni,CuおよびZn)との化合物を合成するための経路,即ち種々の分析手法を用いることによる分子構造および特性化を解明することを支援する量子化学手法による計算を実施することに成功した。TG,高性能質量分析,錯滴定および元素分析により,今回合成した化合物の一般式を確立することができた。赤外線分光データは理論計算値と良く一致し,この化合物の三次元構造を決定することに加え,グリコール酸のOH基およびCOOH基の両方が配位部位として作用することが分かった。同時TG曲線およびDTA曲線を同時に観察することにより,今回の化合物の熱的挙動に関する新規情報を得ることができ,発生ガスをモニタすることにより,遷移金属の種類により発生ガスの違いも分かった。

シソーラス用語： 錯体生成 ,  マンガン錯体 ,  コバルト錯体 ,  ニッケル錯体 ,  銅錯体 ,  亜鉛錯体 ,  *遷移金属錯体 ,  分子構造 ,  熱重量分析 ,  質量分析 ,  錯滴定 ,  密度汎関数法 ,  示差熱分析 ,  *発生気体分析 ,  赤外吸収スペクトル ,  *ヒドロキシ酸 ,  *熱分解 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： FTIRスペクトル

分類 (2件)： 遷移金属錯体一般  (CE01040N) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E)

物質索引 (2件)： グリコール酸 ,  グリコール酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (5件)： グリコール酸 ,  グリコール酸ナトリウム ,  遷移金属イオン ,  固体状態 ,  挙動