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J-GLOBAL ID:201802263532106711   整理番号:18A0396412

南部アペニン山脈(イタリア)の下部白亜系浅水炭酸塩の初期ドロマイト化作用:テーチス海西部における古気候変動についての手がかり【Powered by NICT】

Early dolomitization in the Lower Cretaceous shallow-water carbonates of Southern Apennines (Italy): Clues about palaeoclimatic fluctuations in western Tethys
著者 (6件):
資料名:
巻: 362  ページ: 17-36  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0980B  ISSN: 0037-0738  CODEN: SEGEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Mt.Faito(南アペニン山脈 イタリア)の下部白亜系炭酸塩岩プラットフォーム中に存在するドロマイト体の集学的研究は,初期ドロマイト生成と変動する気候条件の間の関係を調べるために行った。ベリアシアンアプチアン調べサクセッションは厚さ466mであり,主に頻繁なドロマイトキャップを持った浅水潟成石灰岩から構成されている。ドロマイト強度は遷移に沿って変化すると上部オーテリビアン下部バレミアン層産化石間隔でピークに達し,それは約厚さ100mの完全にドロマイト化した間隔存在する。野外関係,岩石学,鉱物学,及び分析されるドロマイト体の地球化学は,初期ドロマイト,微細媒質結晶(FMdol)と粗粒結晶ドロマイト(Cdol)の二個体群の同定を可能にし,両中えん性水逆流の生成物として解釈した。筆者らの解釈によれば,FMdol還流プロセスの非常に早い段階で濃縮したブラインから析出した,ドロマイトキャップとして典型的な堆積特徴を生成した。プロセスの連続した段階では,盆地『潜在性』逆流が低濃度ブラインからCdolを析出した。研究されたサクセッションの特異な特徴は,ドロマイト体とそれらの地球化学的特徴の層序的分布の間で非常に一貫した。完全にドロマイト化したオーテリビアン-バレミアン間隔は,実際に地球化学値明らかに高塩分ブラインからの起源を示唆することにより特性化した。観察された表面近傍のドロマイト化作用プロセスは,ドロマイト形成時の古環境と古気候条件を反映した物理的および化学的パラメータによって制御されていることを考慮し,著者らは層序学的に制御されたドロマイト化作用強度はドロマイト化流体の塩分の周期的変動を反映しており,長期気候振動による制御のことを提案した。本研究では,初期続成ドロマイトの層序的分布は,初期白亜紀の堆積動力学に影響する気候変動を定義するための代理として使用できる可能性があることを明らかにした。さらに,同等の初期ドロマイト分布はDinaricプラットフォームにも存在することを考慮して,地域規模気候制御は,初期ドロマイト形成と分布に作用することを示唆した。な主要制御の知識を改良Periadriatic地域における炭化水素貯留層特性評価と探査に有意な影響を及ぼす可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
堆積学一般  ,  岩石圏の地球化学一般 

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