抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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液状化に関する歴史的な文献を詳細に解析することは,この種の災害が将来発生する可能性を予見することに役立つ。1854年の伊賀上野地震は,京都府の南部にある古い名前である山城の被害を引き起こした。伏見における局所的液状化は,泥と砂の噴出および貯蔵所への損害によって特徴付けられるが,備前岡山地域のジャーナルに記録されている。液状化が起こった地域は歴史的な文献と地図の検討によって詳細に位置づけられる。古い地図と掘削調査から,液状化が発生した地域は,池を埋め立てたとこであり,緩い砂の層で構成されていることを示している。液状化は,おそらく高い地下水位という局所条件とゆるい砂層の存在下で起こった。(翻訳著者抄録)