文献

J-GLOBAL ID：201802263698737683   整理番号：18A0220296

青色光誘導ヒト網膜色素上皮細胞分泌エキソソームとヌクレオチド結合オリゴ化構造様受容体蛋白質インフラマソームとの関連性研究【JST・京大機械翻訳】

Blue light damaged-retinal pigment epithelial cell derived-exosomes activate nod-like receptor protein inflammasome

著者 (7件)： Ma Yingxue (天津市第一中心医院眼科) ,  Chen Song (300020,天津市眼科医院 天津市眼科学与視覚科学重点実験室 天津市眼科研究所 天津医科大学眼科臨床学院) ,  He Guanghui (300020,天津市眼科医院 天津市眼科学与視覚科学重点実験室 天津市眼科研究所 天津医科大学眼科臨床学院) ,  Yang Jing (300020,天津市眼科医院 天津市眼科学与視覚科学重点実験室 天津市眼科研究所 天津医科大学眼科臨床学院) ,  Chen Li (300020,天津市眼科医院 天津市眼科学与視覚科学重点実験室 天津市眼科研究所 天津医科大学眼科臨床学院) ,  Jiang Jianhong (300020,天津市眼科医院 天津市眼科学与視覚科学重点実験室 天津市眼科研究所 天津医科大学眼科臨床学院) ,  Song Jian (300020,天津市眼科医院 天津市眼科学与視覚科学重点実験室 天津市眼科研究所 天津医科大学眼科臨床学院)
資料名： Zhonghua Yandibing Zazhi  (Zhonghua Yandibing Zazhi)
巻： 33  号： 5  ページ： 498-502  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2304A  ISSN： 1005-1015  CODEN： ZYAZEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:青色光により誘導されるヒト網膜色素上皮(RPE)細胞外分泌体のヌクレオチド結合オリゴ化構造様受容体蛋白質(NLRP3)炎症性関連因子の発現に対する影響を観察する。方法:ヒトRPE細胞接着細胞を実験群と対照群に分けた。実験群において,光損傷モデルを,6時間の青色光照射によって確立した。対照群の細胞は通常培養した。2つの群の細胞外分泌物を,超低温遠心分離法によって得て,透過型電子顕微鏡によって観察した;そしてそれらの形態を,透過型電子顕微鏡(TEM)によって観察した。ウェスタンブロット法(Western blot)により、両組の細胞外分泌体の表面のCD63及びインターロイキン(IL)-1β、IL-18、システインアスパラギン酸プロテアーゼ(caspase-1)タンパクの相対発現レベルを測定した。2つの群の細胞外分泌体を正常RPE細胞に作用させ、これにより青色光誘導細胞外分泌体+実験群、正常細胞外分泌体+対照群に分けた。IL-1β,IL-18およびカスパーゼ-1蛋白質の発現を,24時間の培養後にウエスタンブロット法によって検出した。2つの群におけるNLRP3 mRNAの発現を,リアルタイム蛍光定量的ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)によって検出した。結果:実験群の細胞は損傷を受けて、元の形態が失われた。外分泌体は,50~200nmの直径を有する二重凹形であった。実験群の細胞外分泌体におけるIL-1β(t=18.04)、IL-18(t=12.55)、caspase-1(t=14.70)タンパク質発現量は対照群より明らかに高く、統計学的有意差が認められた(P<0.001)。細胞外分泌体のIL-1β(t=18.59),IL-18(t=23.95),カスパーゼ-1(t=35.27)蛋白質の発現は,正常な細胞外分泌体+対照群のものより有意に高かった(P<0.01)。それらの間には有意差があった(P<0.001)。青色光誘導細胞外分泌+実験群、正常な細胞外分泌体+対照群の細胞内NLRP3 mRNAの相対発現量はそれぞれ1.000±0.069、0.200±0.010であり、両者の比較により、有意差が認められた。それらの間には有意差があった(t=12.20,P<0.001)。【結論】RPE細胞外分泌物は,RPE細胞におけるNLRP3インフラマソーム関連サイトカインIL-1β,IL-18,カスパーゼ-1蛋白質およびNLRP3mRNA発現を上方制御することができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 透過型電子顕微鏡 ,  ウェスタンブロット法 ,  培養 ,  アップレギュレーション ,  *ヒト ,  *細胞分泌 ,  mRNA ,  炎症 ,  *タンパク質 ,  カスパーゼ ,  蛍光 ,  外分泌 ,  インターロイキン1 ,  PCR法
準シソーラス用語： 蛋白質発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Retinal pigment epithelium/physiopathology ,  Exosomes ,  Inflammasomes ,  Photic stimulation/adverse effects

分類 (5件)： 感染症・寄生虫症の診断  (GD01020S) ,  食品の品質  (FJ01040F) ,  物理的性質一般  (YH02021U) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  微生物形態学・分類学  (EG03030Y)

タイトルに関連する用語 (12件)： 青色光 ,  誘導 ,  ヒト ,  網膜色素上皮細胞 ,  分泌 ,  エキソソーム ,  ヌクレオチド結合 ,  受容体 ,  蛋白質 ,  インフラマソーム ,  関連性 ,  研究