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J-GLOBAL ID：201802263718093768   整理番号：18A1294931

呼吸器合胞体ウイルスおよびヒトメタニューモウイルス感染に対する核因子赤血球2関連因子2の保護的役割【JST・京大機械翻訳】

Protective Role of Nuclear Factor Erythroid 2-Related Factor 2 Against Respiratory Syncytial Virus and Human Metapneumovirus Infections

著者 (10件)： Ivanciuc Teodora (Department of Pediatrics, University of Texas Medical Branch) ,  Sbrana Elena (Department of Microbiology and Immunology, University of Texas Medical Branch) ,  Casola Antonella (Department of Pediatrics, University of Texas Medical Branch) ,  Casola Antonella (Department of Microbiology and Immunology, University of Texas Medical Branch) ,  Casola Antonella (Sealy Center for Vaccine Development, University of Texas Medical Branch) ,  Casola Antonella (Sealy Center for Molecular Medicine, University of Texas Medical Branch) ,  Garofalo Roberto P. (Department of Pediatrics, University of Texas Medical Branch) ,  Garofalo Roberto P. (Department of Microbiology and Immunology, University of Texas Medical Branch) ,  Garofalo Roberto P. (Sealy Center for Vaccine Development, University of Texas Medical Branch) ,  Garofalo Roberto P. (Sealy Center for Molecular Medicine, University of Texas Medical Branch)
資料名： Frontiers in Immunology (Web)  (Frontiers in Immunology (Web))
巻： 9  ページ： 854  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7074A  ISSN： 1664-3224  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症の病因は,炎症性サイトカインの滲出性産生により,非常に低い気道閉塞により特徴付けられる。著者らは以前,in vitroおよびin vivoでのRSV感染が細胞酸化防止剤バランスの維持に関与する抗酸化酵素(AOEs)の発現の減少と共に活性酸素種の生産をもたらすことを示した。これらの事象は,AOE発現を制御する重要な転写因子である核因子赤血球2関連因子2(Nrf2)の付随的減少と関連していた。本研究の目的は,Nrf2遺伝子を遺伝的に欠損させたマウスを用いて,鼻腔内RSVおよびヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染の確立された実験モデルにおける自然免疫応答,臨床疾患,気道炎症およびウイルス複製の形成におけるNrf2の役割を確立することであった。対照野生型(WT)と比較して,Nrf2(Nrf2 KO)において遺伝的に欠損したマウスは,RSVまたはhMPVのどちらかによる実験的感染後に,臨床疾患,気道炎症および病理学を増強し,肺ウイルス力価を有意に増加させた。特に,対照マウスと比較して,RSV感染Nrf2 KOマウスは,より多くの体重を失い,炎症性サイトカインと気道好中球の著しい増加により特徴付けられる時点で気道閉塞を増加させた。重要な抗ウイルス機能を果たすことを示した内因性硫化水素(H_2S)経路の合成を調節するAOEsと酵素の気道レベルもWTと比較してRSV感染Nrf2 KOで低下した。結論として,これらの結果は,Nrf2がPneumoviridaeファミリーのメンバーであるウイルスに感染したマウスの気道における先天性,炎症性および疾患関連応答の重要な調節因子であることを示唆する。重要なことに,本研究の結果は,細胞抗酸化剤およびH_2S生成酵素およびサイトカインを制御するそれらを含むNrf2依存性遺伝子が,気道好中球増加症,臨床疾患,気道閉塞およびウイルス複製のような抗ウイルス反応のいくつかの側面に影響することを示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 活性酸素 ,  in vitro実験 ,  *感染 ,  転写因子 ,  病因 ,  感染症 ,  炎症 ,  酵素 ,  好中球 ,  酸化防止剤 ,  気道 ,  ウイルス複製 ,  体重 ,  遺伝子
準シソーラス用語： NFE2関連因子2 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 呼吸器合胞体ウイルス ,  ヒトメタニューモウイルス ,  核因子赤血球2関連因子2 ,  抗酸化酵素 ,  硫化水素 ,  肺損傷 ,  気道炎症 ,  気道閉塞

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 呼吸器合胞体ウイルス ,  ヒトメタニューモウイルス ,  感染 ,  核 ,  因子 ,  赤血球 ,  役割