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J-GLOBAL ID:201802263847926105   整理番号:18A0352815

in vitroでのパクリタキセルとイリノテカン間の薬物-薬物相互作用におけるToll様受容体4の役割【Powered by NICT】

Role of Toll-like receptor 4 in drug-drug interaction between paclitaxel and irinotecan in vitro
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  ページ: 75-82  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0472A  ISSN: 0887-2333  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細菌受容体,Toll様受容体(TLR)4は炎症反応を仲介し,疾患の広範囲に関連している。TLR4アゴニストは,癌および他の疾患の潜在的な治療薬として検討されている。は以前に,リポ多糖類(LPS)によるTLR4の活性化は,薬物代謝酵素/輸送体(DMETs)のダウンレギュレーションをもたらし,薬剤の薬物動力学/薬力学(PK/PD)を変化させることを示した。これらの変化は,複数の薬物療法を受けている患者における薬物-薬物相互作用(DDI)のリスクを増加させることができる。臨床,DDIはパクリタキセル(TLR4配位子)とイリノテカンの併用化学療法で観察された。in vitroパクリタキセルとイリノテカン間のDDIにおけるTLR4の役割を明らかにするために,TLR4野生型(WT)と変異体マウス由来の初代肝細胞は,パクリタキセル,続いてイリノテカンにより前処理した。DMETsの遺伝子発現を決定した。パクリタキセル治療は,イリノテカン代謝物,SN-38及びSN-38グルクロニド(SN 38G)TLR4依存性様式でのレベルを増加させた。Cyp3a11とUgt1a1などのイリノテカン代謝に関与する遺伝子のパクリタキセル仲介誘導はTLR4依存性であったが,輸送体Mrp2の誘導はTLR4依存しなかった。これら新しい所見は,パクリタキセルはTLR4依存性機構によるイリノテカン代謝に影響を及ぼすことができることを示した。これはTLR4依存性様式でDDIを発揮する可能性に従って市販薬の評価への新しい展望を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の毒性  ,  化学物質の毒性一般  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  バイオアッセイ 

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