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J-GLOBAL ID:201802263928387437   整理番号:18A0477921

先天性心疾患を有する胎児における出生前の染色体マイクロアレイ解析:前向きコホート研究【Powered by NICT】

Prenatal chromosomal microarray analysis in fetuses with congenital heart disease: a prospective cohort study
著者 (17件):
資料名:
巻: 218  号:ページ: 244.e1-244.e17  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0702A  ISSN: 0002-9378  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現在,染色体マイクロアレイ解析は小児医療と出生前診断における第一段階試験であると考えられている。しかし,先天性心疾患の出生前診断の染色体マイクロアレイ分析の診断率は大規模コホートに基づいて評価されていない。著者らの目的は,先天性心疾患を有する胎児における染色体異常の第一段階試験としての染色体マイクロアレイの臨床的有用性を評価することであった。本前向き研究では,先天性心疾患の出生前602例は5年間の一塩基多型アレイを用いて調べた。全体として,病原性染色体異常は先天性心疾患の出生前602例中125例(20.8%)で同定された,数値的染色体異常の52.0%であった。意義不明の病原性コピー数変化と変異体の検出率は1.3%と6.0%であった。先天性心疾患と付加的な構造異常(48.9% vs 14.3%, P<.0001)または子宮内発育遅延群(50.0% vs 14.3%, P=.044)における病原性染色体異常の検出率は孤立性先天性心疾患群より有意に高かった。さらに,付加的な構造異常群を伴う先天性心疾患の検出率はソフトマーカー群(48.9% vs 19.8%, P<.0001)を伴う先天性心疾患より有意に高かった。ソフトマーカーと孤立性先天性心疾患群と子宮内胎児発育遅延群(48.9% vs 50.0%),子宮内発育遅延群(19.8% vs 50.0%)を持つソフトマーカーと先天性心疾患を伴う先天性心疾患,先天性心疾患を有する付加的な構造異常と先天性心疾患を伴う先天性心疾患における検出率には有意差は見られなかった(19.8% vs 14.3%)。先天性心疾患と軽度の脳室拡大を有する胎児における検出率は他のタイプのソフトマーカー(50.0% vs 15.6%, P<.05)の患者よりも有意に高かった。著者らの研究は,染色体マイクロアレイ解析信頼できるおよび高分解能技術であることを示唆し,臨床診療における先天性心疾患の出生前診断のための第一段階試験として用いるべきである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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婦人科・産科の診断  ,  先天性疾患・奇形の診断 
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