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J-GLOBAL ID:201802263965456597   整理番号:18A0378522

CaMKIIδサブタイプはNF-κBとTNF-αによるex vivo心筋虚血/再潅流後の梗塞形成を特異的に制御する【Powered by NICT】

CaMKIIδ subtypes differentially regulate infarct formation following ex vivo myocardial ischemia/reperfusion through NF-κB and TNF-α
著者 (11件):
資料名:
巻: 103  ページ: 48-55  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0538A  ISSN: 0022-2828  CODEN: JMCDAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ca~2+/カルモジュリン依存性蛋白質キナーゼIIデルタ(CaMKIIδ)の欠失はin vivoでの虚血/再潅流(I/R)損傷に対して保護することが示されている。CaMKIIδイソ型と下流機構はCaMKIIδ遺伝子欠失の有益な効果の原因は不明のままである。本研究では,CaMKIIδ_BとCaMKIIδ_Cサブタイプの役割とそれらがex vivoでI/R損傷に寄与する機構を比較した。WT,CaMKIIδKO,CaMKIIδ_Bまたはδ_Cのみを発現するマウスは25分間再潅流のためのex vivo全脳虚血に供した。梗塞形成はトリフェニルテトラゾリウムクロリド(TTC)染色による60分の再潅流で評価した。CaMKIIδの欠失はex vivoでI/Rから有意な保護を与えた。CaMKIIδKO背景におけるCaMKIIδ_Cの再発現はこの効果を逆転させ,I/R後の心筋損傷および機能障害を悪化させ,一方,CaMKIIδ_Bの再発現は保護性であった。I/Rに応答してCaMKIIδ_Cの選択的活性化はサイトゾル/膜蛋白質の多い細胞下分画で明らかであった。更なる研究は,CaMKIIδ_BとCaMKIIδ_Cによる活性化B細胞(NF κB)シグナル伝達と腫瘍壊死因子α(TNF α)発現の核因子κ短鎖エンハンサーの特異的調節を示した。CaMKIIδ_Cの選択的活性化も観察され,関連する酸化ストレスを受けた新生ラット心室筋細胞(NRVM)におけるNF-κB活性化であった。NF-κBまたはTNF-αの薬理学的阻害は,WTマウスの梗塞形成とCaMKIIδ_Cを再発現,I/RにおけるCaMKIIδサブタイプの異なる役割を実証し,再潅流障害の病因におけるCaMKIIδ_CとNF-κBの急性活性化に関係するものを有意に改善した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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心臓  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  循環系の基礎医学  ,  循環系の疾患 

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