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J-GLOBAL ID：201802264024155978   整理番号：18A0346690

2の新しいアントラセンルテニウムmetalloarenesの展色剤としての無機メソ多孔性シリカ【Powered by NICT】

Inorganic mesoporous silicas as vehicles of two novel anthracene-based ruthenium metalloarenes

著者 (4件)： Rojas Sara (Department of Inorganic Chemistry, University of Granada, Av. Fuentenueva S/N, 18071, Granada, Spain) ,  Carmona Francisco J. (Department of Inorganic Chemistry, University of Granada, Av. Fuentenueva S/N, 18071, Granada, Spain) ,  Barea Elisa (Department of Inorganic Chemistry, University of Granada, Av. Fuentenueva S/N, 18071, Granada, Spain) ,  Maldonado Carmen R. (Department of Inorganic Chemistry, University of Granada, Av. Fuentenueva S/N, 18071, Granada, Spain)
資料名： Journal of Inorganic Biochemistry  (Journal of Inorganic Biochemistry)
巻： 166  ページ： 87-93  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0908A  ISSN： 0162-0134  CODEN： JIBID  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二新規なアントラセン系半サンドイッチ有機金属Ru(II)化合物,すなわち,[Ru(p-シメン)(L_1)Cl_2](1)と[Ru(p-シメン)(L_2)Cl_2](2)(L _=1-(アントラセン-9-イル)-N-(ピリジン-3-イルメチル)メタンアミン;L=_=1-(アントラセン-9-イル)-N-(ピリジン-4-イルメチル)メタンアミン)を合成し,特性化した。はこれらの錯体の蛍光特性は,アントラセン単位の連結位置に大きく影響されることを示し,2のみが青色領域で蛍光発光を示した。それらの生物学的活性に関しては,両ルテニウム金属薬物はS-ドナーアミノ酸(システイン)とプロテアーゼ(システインカテプシンB)のような種々の生物学的標的との相互作用を示した。さらに,1及び2はHL-60癌細胞株(1および2のIC_50=84.5と87.0μM,それぞれ)に対するin vitro細胞毒性を示し,アポトーシスを介して生じる細胞死であった。更なる研究は,細胞への拡散は金属薬物取込の主な機構であることを示した。最後に,概念の証明として,これらのルテニウム錯体は二つの異なる取込方法(含浸と粉砕)を用いたMCM-41とSBA-15メソポーラスシリカにカプセル化することに成功した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 相互作用 ,  ルテニウム錯体 ,  ドナー ,  キャラクタリゼーション ,  生物活性 ,  カテプシン ,  蛍光 ,  アポトーシス ,  *二酸化ケイ素 ,  *ビヒクル ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン ,  ポリアセン
準シソーラス用語： メソポーラスシリカ ,  カテプシンB ,  蛍光発光 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ルテニウム金属薬物 ,  蛍光 ,  M CM-41 ,  SBA-15 ,  カテプシン阻害 ,  薬物カプセル化

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (2件)： システイン ,  アントラセン

タイトルに関連する用語 (3件)： 展色剤 ,  メソ多孔性 ,  シリカ