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J-GLOBAL ID:201802264053280064   整理番号:18A0481756

ラットにおける雌の生殖器系の発達に及ぼすビスフェノールSとビスフェノールAの効果の比較;新生児曝露研究【Powered by NICT】

Comparative effects of Bisphenol S and Bisphenol A on the development of female reproductive system in rats; a neonatal exposure study
著者 (4件):
資料名:
巻: 197  ページ: 336-343  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ビスフェノールA(BPA)は内分泌かく乱の潜在的可能性で良く研究されているが,ビスフェノールS(BPS)の内分泌撹乱能力はほとんど知られていない。本研究では,BPAとBPSの内分泌撹乱ポテンシャルを比較し,実験動物モデルとして雌ラットを用いたことを目的とした。生後1日(PND 1)生まれた雌仔を無作為に七種類の処置に割り当てられた。対照群は生後1日生後10日からヒマシ油(50 μL)の皮下注射を受けた。三群雌赤子はBPSの異なる濃度(0.5%,5%及び50mg/50μLヒマシ油)を皮下注入したが,残りの三群は,0.5と,5と50mg/kgのBPAで処理した。両化合物の最高用量処理は,遅れた春機発動開始と変化した発情周期をもたらした。最終体重はBPSとBPAの両方の最高用量処理群で有意に高かった。子宮の生殖腺指数,絶対的および相対的重量は対照よりもBPS(5および50mg/kg)及びBPA(5及び50mg/kg)処置群で有意に減少した。テストステロンおよびエストラジオールの血しょう中濃度は有意に増加し,血漿プロゲステロン,黄体形成ホルモン(LH)および卵胞刺激ホルモン(FSH)濃度は最高濃度で処理した用量群で有意に減少した。卵巣の嚢胞性卵胞の数の用量依存的増加はatratic卵胞の数の増加と共に明らかであった。結果はBPSの高濃度への新生児暴露は雌ラットにおける構造的および内分泌変化のようなBPAにつながる可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 
物質索引 (5件):
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