文献

J-GLOBAL ID：201802264171321466   整理番号：18A1721124

インド西部の高地サイトにおける大気エアロゾルの化学組成と酸化ポテンシャルの季節変動【JST・京大機械翻訳】

Seasonal variability in chemical composition and oxidative potential of ambient aerosol over a high altitude site in western India

著者 (2件)： Patel Anil (Geosciences Division, Physical Research Laboratory, Ahmedabad, India) ,  Rastogi Neeraj (Geosciences Division, Physical Research Laboratory, Ahmedabad, India)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 644  ページ： 1268-1276  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒子状物質(PM)の役割は,それらが酸化還元活性であり,人体においてin situで活性酸素種(ROS)を生成するので,心肺疾患の原因として良く報告されている。ROSのin situ形成を触媒するPMの能力は,それらの酸化能(OP)として知られている。しかし,異なる地域におけるPMのOPに関する研究は少ない。PM_10試料を,2014年3月から2016年5月まで,インド,Abu山(24.6°N,72.7°E,1680m asl)上で収集した。これらの試料を炭素質エアロゾル,主要イオンおよびジチオトレイトール(DTT)ベースOPについて分析した。すべてのデータは,一般的気象条件に基づいて4つの季節(冬,春,プレモンスーン,およびポストモンスーン)に分類された。季節的平均(±1σ)容積正規化OP(OP_v)は,冬,春,プレモンスーンおよびポストモンスーンの間,それぞれ,0.76±0.52,1.44±0.48,1.04±0.57および1.69±0.80nmol DTT分~1m~3であり,質量正規化OP(OP_m)は,それぞれ14±8,14±7,10±7および23±9pmol DTT min~1μg(-1)であった。観察されたOP_v(nmol DTT min-1m-3)値(0.09~3.04)は,Los Angel(0.10~0.16)と北京(0.10~0.49)で記録された値よりもいくらか高く,Orinda(0.37~2.50)とPatiala(1.3~7.2)で報告された値と類似していた。ポストモンスーンの間に見出された最も高いOP_mとOP_v値は,北東(NE)気団によってもたらされた人為的に放出された汚染物質の長距離輸送に起因した。元素状炭素を放出するソース(s)も他の種を放出し,それは人為的に誘導された無機種に沿って放出されるそれらの種よりもDT活性が高いと推定される。また,著者らの結果は,OP_vが変化するが,OP_mは領域から領域まで劇的に変化しないことを推論した。この観測は,地域/地球規模に対するヒトの健康に対するエーロゾルの影響を評価する上でより広い意味を持っている。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： モンスーン ,  正規化 ,  気団 ,  汚染物質 ,  山岳 ,  気象条件 ,  *季節的変動 ,  *化学組成 ,  *高地 ,  *エアロゾル ,  *インド ,  冬
準シソーラス用語： プレモンスーン ,  粒子状物質 ,  *大気エアロゾル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 大気質 ,  人間の健康 ,  活性酸素種 ,  DTTアッセイ

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  気圏環境汚染  (SB03020M)

タイトルに関連する用語 (7件)： インド ,  高地 ,  大気エアロゾル ,  化学組成 ,  酸化 ,  ポテンシャル ,  季節変動