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J-GLOBAL ID:201802264233686955   整理番号:18A0229560

海外直接投資貿易に起因する廃棄物発生不均衡評価手法の開発-廃棄物不均衡・負荷ベクトルを指標として-

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資料名:
巻: 71  号: 341  ページ: 62-69  発行年: 2018年01月01日 
JST資料番号: S0821A  ISSN: 0285-4104  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の特徴は,一般式として,二地域間双方向の海外直接投資と貿易の両経済活動に起因する廃棄物発生の不均衡と負荷を,ベクトルを用いて評価する実務的指標を定義したことにある。廃棄物不均衡・負荷ベクトルの構築とケーススタディの研究結果は以下のとおりである。(1)海外直接投資貿易に起因する廃棄物発生の不均衡を評価する指標として,二地域間の廃棄物発生量の差をx座標,二地域の廃棄物発生量の和をy座標とする廃棄物不均衡・負荷ベクトル(x,y)を定義した。(2)ベクトルを用いたケーススタディから,A地域と主要国間の廃棄物発生不均衡は,主要国の海外直接投資に,負荷は両地域の輸出入(貿易)に起因することが明確になった。廃棄物発生不均衡の是正には,主要国の投資,廃棄物負荷の低減には両地域の輸出入(貿易)をターゲットとすることが効果的である。当ベクトルが実務的に有用な評価指標であることが示された。(3)ベクトルと環境負荷の関係をより密接にするため,算出の基礎となる二国間廃棄物発生量に最終処分量(埋立量)等を用いること,また,ベクトルのミクロな視点での算出と活用方法を提案することが今後の課題である。
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分類 (3件):
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環境問題  ,  生産に関する一般問題  ,  研究開発 
引用文献 (11件):
  • J. Anthony Allan: Water Stress and Global Mitigation: Water, Food and Trade”, http://cals.arizona.edu/OALS/ALN/aln45/allan.html, 2017年3月10日アクセス
  • 和気洋子,藤野純一,鄭雨宗,竹中直子 : 日韓FTAと環境評価の政策シミュレーション分析, 三田商学研究, 第46巻 第6号, pp.29-48, 2004
  • 佐藤正弘,中口毅博,仲山紘史,本間友香里 : 国際貿易の影響を勘案した持続可能性指標の在り方に関する調査研究(平成25年度内閣府経済社会総合研究所委託調査), pp.1-93, 2014
  • (株)廃棄物工学研究所(代表者 : 田中勝) : 世界の廃棄物発生量の推計と将来予測-(2004年)のデータ更新について, pp.1-7, 2011
  • UNCTAD, Bilateral FDI Statistics 2014 (online), http://unctad.org/en/Pages/DIAE/FDI%20Statistics/FDI-Statistics-Bilateral.aspx, 2017年3月20日アクセス
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