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J-GLOBAL ID:201802264354215663   整理番号:18A0974222

LMP1/NF-κB/miR-155/PU.1経路に関与するEBV(+)リンパ腫細胞に対する標的治療剤としてのウォゴニン【JST・京大機械翻訳】

Wogonin as a targeted therapeutic agent for EBV (+) lymphoma cells involved in LMP1/NF-κB/miR-155/PU.1 pathway
著者 (10件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 147  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】Wogoninは,高い安全性プロフィールを有する強力な抗腫瘍および抗炎症効果のため,臨床使用のための有望な選択である。しかしながら,リンパ腫の標的治療に対するウォゴニンは,あまり検討されていない。本研究では,EBV陽性リンパ腫における標的治療の基礎となる機構と共に,その抗癌効果に焦点を当てた。これは,近い将来に計画されている臨床用途への導入を容易にするであろう。【方法】細胞増殖をCCK8によって研究した。フローサイトメトリーを用いて,細胞のアポトーシスとサイクル停止を分析した。さらに,免疫蛍光染色を用いてアポトーシス細胞の形態学的変化を検出した。LMP1/miR-155/p65/pp65/PU.1の発現を,定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR)とウェスタンブロット法によって評価し,一方,NF-κBの発現をEMSAによって分析した。最後に,免疫組織化学的染色を適用して,標的蛋白質と関連分子の発現を評価した。【結果】in vitroで,wogoninは,LMP1/miR-155/NF-κB/PU.1経路を通してNF-κBの発現を下方制御することによってRaji細胞のアポトーシスを誘発した。それは用量と時間依存的方法であった。in vivoでは,ウォゴニンは腫瘍増殖を抑制し,Ki67,p65のダウンレギュレーションおよびPU.1のアップレギュレーションと関連した。【結論】ウォゴニンは,NF-κBの発現を阻害することによって,腫瘍成長を抑制し,細胞アポトーシスを誘発することができた。これらの所見を考慮すると,ウォゴニンはLMP1/NF-κB/miR-155/PU.1の経路を通してLMP1の発現を伴うEBV陽性リンパ腫に対する潜在的標的治療薬である可能性があると結論した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞生理一般 
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引用文献 (43件):
  • CA Cancer J Clin; Cancer statistics, 2015; RL Siegel, KD Miller, A Jemal; 65; 1; 2015; 5-29; 10.3322/caac.21254; CR1;
  • Lancet; Virus particles in cultured lymphoblasts from Burkitt’s lymphoma; MA Epstein, BG Achong, YM Barr; 1; 7335; 1964; 702-3; 10.1016/S0140-6736(64)91524-7; CR2;
  • N Engl J Med; Detection of Epstein-Barr viral genomes in Reed-Sternberg cells of Hodgkin’s disease; LM Weiss, LA Movahed, RA Warnke, J Sklar; 320; 8; 1989; 502-6; 10.1056/NEJM198902233200806; CR3;
  • Expert Rev Anticancer Ther; Epstein-Barr virus-associated diffuse large B-cell lymphoma: diagnosis, difficulties and therapeutic options; A Battle-Lopez, S Gonzalez de Villambrosia, J Nuñez, ML Cagigal, S Montes-Moreno, E Conde, MA Piris; 16; 4; 2016; 411-21; 10.1586/14737140.2016.1149065; CR4;
  • Oncogene; Epstein-Barr virus and oncogenesis: from latent genes to tumours; LS Young, PG Murray; 22; 33; 2003; 5108-21; 10.1038/sj.onc.1206556; CR5;
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