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J-GLOBAL ID:201802264416294479   整理番号:18A2207321

HPLC定量に先立つ水試料中の痕跡量のパラコートの超高予備濃縮のためのイオン液体ベースミクロ抽出法

An Ionic Liquid-based Microextraction Method for Ultra-High Preconcentration of Paraquat Traces in Water Samples Prior to HPLC Determination
著者 (3件):
資料名:
巻: 34  号: 12  ページ: 1439-1444(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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HPLC定量の前に水試料中の痕跡量のパラコートの予備濃縮のためのイオン液体(IL)に基づくミクロ抽出法を開発した。既知のILの水溶性と抽出性の間の関係に基づいて,1-エチル-3-メチルイミダゾリウムビス(ノナフルオロブタンスルホニル)アミド([EMIm][NNF2])をパラコートの抽出剤として選択した。[EMIm][NNF2]/水二相系におけるパラコートジカチオンの分布比は,最大レベルでほぼ108と推定され,[EMIm][NNF2]が定量的回収(99%以上)でパラコートの超高濃縮(最大106倍濃度)に適していることを示した。抽出手順はその場溶媒形成ミクロ抽出法により容易に迅速に行うことができ,IL相中の痕跡量のパラコートは親水性相互作用クロマトグラフィーにより測定でき,良好な検出限界と直線性範囲(パラコートに対してそれぞれ0.16と1~50ng mL-1)を得ることができた。この組合せ法を,パラコートとその類似体,5.0ng mL-1でスパイクした4つの実際の環境水試料に適用することに成功した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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抽出  ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  融解塩  ,  雑草に対する農薬 
物質索引 (2件):
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引用文献 (26件):
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