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J-GLOBAL ID：201802264485568544   整理番号：18A0246209

寸法型式の異なるスギ枠組壁工法用部材のフィンガージョイント加工(第1報)加工条件が加工精度および消費電力に及ぼす影響

Finger Joint of Sugi (Cryptomeria japonica) Dimension Lumber with Different Size Code: I: Effect of Machining Conditions on Machining Accuracy and Power Consumption

著者 (9件)： 藤本清彦 (森林総合研) ,  平松靖 (森林総合研) ,  野田康信 (森林総合研) ,  加藤英雄 (森林総合研) ,  長尾博文 (森林総合研) ,  宮武敦 (森林総合研) ,  松岡秀尚 (中国木材) ,  小西浩和 (中国木材) ,  西川祥子 (中国木材)
資料名： 木材工業  (Wood Industry)
巻： 73  号： 2  ページ： 58-64  発行年： 2018年02月01日 
JST資料番号： F0206A  ISSN： 0026-8917  CODEN： MKOGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・枠組壁工法用部材の断面寸法および加工条件が204,304,404である枠組壁工法材を用いて,フィンガーカッターの種類および材の送り速度を変えた条件でフィンガーを加工した時のフィンガー形状およびフィンガー先端部粗さ,スカーフ傾斜面粗さを測定。
・切削抵抗と関係が深く,電力コストにも直結する消費電力を併せて測定。
・試験体として岐阜県産のスギを使用。
・2種類のフィンガーカッターを使用し,どちらも外径170mm,刃先角,すくい角,外径逃げ角は50°,15°,25°。
・1刃当りの送り量が大きくなるにつれ,フィンガー先端部に加工による欠けが発生しやすくなり,フィンガーの長さが短く,フィンガーの先端部が大きくなることが判明。
・フィンガー先端部粗さおよび傾斜面粗さは,1刃当りの送り量が大きくなるにつれ,算術平均粗さおよび最大高さが大きくなることが判明。
・加工時の消費電力平均値は,1刃当りの送り量が大きいほど小さくなった。

シソーラス用語： *フィンガジョイント ,  *枠組壁構法 ,  *スギ材 ,  構造部材 ,  *加工条件 ,  工作精度 ,  *消費電力 ,  断面 ,  カッタ ,  長さ ,  表面粗さ ,  形状測定 ,  電気測定
準シソーラス用語： 加工精度 ,  寸法 ,  電力測定

分類 (2件)： 製材・加工  (FF05032S) ,  構造要素一般  (HD03010W)

引用文献 (4件)：

• 林野庁:森林・林業基本計画, 31(2016)
• 枠組壁工法構造用製材及び枠組壁工法構造用たて継ぎ材の日本農林規格, 昭和49年7月8日農林省告示第600号(1974)(最終改正:平成27年3月9日農林水産省告示第512号)
• 堀江秀夫,倉田久敬:構造用フィンガージョイント材の強度性能(第1報), 林産試験場研究報告, 73, 1-34(1984)
• 金森勝義,千野 昭,若井 実:木材のフィンガー切削について(第2報) -切削抵抗と被削面の性状に及ぼす切削工具の送り方向と木材の繊維方向のなす角度,切削工具の枚数と重ね合わせ条件の影響, 林産試験場報, 1(2), 11-20(1987)

タイトルに関連する用語 (7件)： 型式 ,  スギ ,  枠組壁工法 ,  フィンガージョイント ,  加工条件 ,  加工精度 ,  消費電力