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J-GLOBAL ID：201802264567837080   整理番号：18A0990002

河川伏流水に生息する地下水生生物の生息実態とその環境因子に関する研究

A STUDY ON SUBTERRANE WATER ISOPDS IN UNDERFLOW AND HABITAT

著者 (5件)： 松本健作 (群馬大学大学院 理工学府環境創生部門) ,  森勝伸 (群馬大学大学院 理工学府環境創生部門) ,  下村通誉 (北九州市立自然史・歴史博物館) ,  小野寺光二 (群馬大学大学院 環境創生理工学専攻) ,  南雲洋平 (群馬大学 理工学部環境創生理工学科)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 73  号： 4  ページ： I_1117-I_1122(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 河川環境に生息する生物として,河川伏流水に生息する地下水生生物に着目し,地下水観測孔を用いた観測手法の有効性の検証およびその生息環境因子について考察した.通常は孔内水位や地下水流向・流速という物理因子を観測するために河川近傍に設置された地下水観測孔内では,多数の地下水生生物の観察が行える可能性が高く,観測手法として極めて有効であることを示した.また,僅か30m離れた2つの観測孔における生息状態が大きく異なっていることから,両孔の地盤特性,孔内水の含有イオン,水温等を調査し,地下水生生物の生息実態におよぼす水質特性を示すとともに,その両孔間における水質の差異を生じさせている要因が地盤の粗密からくる地下水の流動性の差異である可能性を指摘した.(著者抄録)

シソーラス用語： 河川環境 ,  生物 ,  *水生生物 ,  *地中 ,  方式 ,  *因子 ,  生息環境 ,  *地下水 ,  調査 ,  特性 ,  群馬県 ,  河川 ,  甲殻類 ,  水生動物
準シソーラス用語： Nipponasellus hubrichti ,  *河川伏流水 ,  *環境因子 ,  観測手法 ,  桐生市 ,  桐生川 ,  水質特性 ,  *生息 ,  生息環境因子 ,  *生息実態 ,  生息生物 ,  生物調査 ,  地下水観測孔 ,  地下水生甲殻類 ,  地下水生生物

著者キーワード (4件)： underflow water ,  Nipponasellus hubrichti ,  physical factor ,  chemical factor

分類 (2件)： 動物生態学一般  (EE03010W) ,  地下水学  (DC07040Y)

引用文献 (12件)：

• 1) 河川・砂防技術基準(http://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/gijutsu/gijutsukijunn/chousa/index.html)
• 2) 片桐浩司, 池田茂, 傳田正利, 萱場祐一:河道内氾濫原における水生植物群落の劣化要因の分析手法の提案, 河川技術論文集, 河川技術論文集, 第22巻, pp. 409-414, 2016.
• 3) 前田義志, 中村圭吾, 鈴木宏幸, 甲斐崇, 服部敦:環境管理を目的とした河川汽水域における底生動物と生息場の定量的関係の把握, 河川技術論文集, 河川技術論文集, 第22巻, pp. 415-4420, 2016.
• 4) 下村通誉:水圏の隠蔽環境に生息する小型甲殻類の分類学的研究, 環境管理, 第43号, pp. 27-34, 2014.
• 5) 竹門康弘:底生動物の生活型と摂食機能群による河川生態系評価, Vol. 55, pp. 189-197, 2005.

タイトルに関連する用語 (7件)： 河川 ,  伏流水 ,  生息 ,  地下 ,  水生生物 ,  環境因子 ,  研究