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J-GLOBAL ID：201802264716741917   整理番号：18A0828290

反応拡散法を用いた陽イオン伝導性結晶配向セラミックスの作製

著者 (1件)： 福田功一郎 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： 耐火物  (Refractories)
巻： 70  号： 5  ページ： 198-202  発行年： 2018年05月01日 
JST資料番号： F0515A  ISSN： 0039-8993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・結晶配向セラミックスの簡易で新しい作製方法として,La₂SiO₅/La₂Si₂O₇を空気中で加熱する二成分系反応拡散法によるc軸配向ケイ酸ランタンオキシアパタイト(LSO)の作製,および反応拡散法と陽イオン交換法を組合せた三成分系リチウムイオン伝導性一軸配向結晶体の作製について解説。
・反応拡散法をNa₂-Ga₂O₃-TiO₂三成分系に適用した作製したNa⁺イオン伝導性チタノガリウム酸ナトリウム(NTGO)の結晶構造解析,Ga₂TiO₅/NaGaO₂間の反応機構,Na⁺イオン伝導度の評価結果を紹介。
・さらに,Na⁺/Li⁺イオン交換法を併用したチタノガリウム酸リチウム(LTGO)多結晶体の作製についても紹介。

シソーラス用語： 固体酸化物燃料電池 ,  *固体電解質 ,  反応拡散系 ,  *拡散 ,  二成分系 ,  三成分系 ,  ランタン化合物 ,  リン酸塩 ,  カルシウム化合物 ,  燐灰石 ,  ケイ素化合物 ,  *チタン酸塩 ,  ガリウム化合物 ,  リチウム化合物 ,  *結晶構造 ,  結晶構造解析 ,  結晶方位 ,  反応機構 ,  イオン交換 ,  電気伝導率 ,  イオン伝導体 ,  オキシアパタイト ,  イオン伝導率
準シソーラス用語： 反応拡散法 ,  結晶配向 ,  イオン伝導度

分類 (3件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  燃料電池  (YB04040V)

引用文献 (20件)：

• J.A. Horn, S.C. Zhang, U. Selvaraj, G.L. Messing and S. Trolier-McKinstry: J. Am. Ceram. Soc., 82, 921-926 (1999).
• Y. Sakka and T.S. Suzuki: J. Ceram. Soc., Jpn 113, 26-36 (2005).
• K. Fukuda, T. Asaka, R. Hamaguchi, T. Suzuki, H. Oka, A. Berghout, E. Béchade, O. Masson, I. Julien, E. Champion and P. Thomas: Chem. Mater., 23, 5474-5483 (2011).
• R. Hasegawa, M. Okabe, T. Asaka, N. Ishizawa and K. Fukuda: J. Solid State Chem., 229, 252-259 (2015).
• K. Fukuda, E. Hasegawa, R. Hasegawa, H. Banno and T. Asaka: Solid State Ionics, 304, 13-19 (2017).

タイトルに関連する用語 (5件)： 拡散 ,  陽イオン ,  結晶配向 ,  セラミックス ,  作製