抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・放射光線源となる放射光施設の整備と放射光線源を利用したコヒーレントX線発生技術の進歩に伴う,コヒーレントX線回折イメージングの動向と応用を解説。
・先端的な放射光光源により干渉性に優れたコヒーレントX線が得られ,発生したコヒーレントX線に基づき高コントラストのナノイメージングが可能となっていることを詳説。
・波面が整ったコヒーレントX線の使用により,周期的構造を持たない非結晶試料に対してもX線回折に基づくイメージングが可能であることを詳説。
・X線を完全透過する微小な生物試料も高コントラストで観察可能であるというコヒーレントX線回折の利点を提示。
・試料の放射線損傷回避のためには試料を極低温に保持する必要があること,フェムト秒オーダーのきわめて短いパルス幅を持つXFELの使用は放射線損傷が起きる前に回折データの取得が可能であることにも言及。