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J-GLOBAL ID：201802264825651184   整理番号：18A0351144

樹木種細根アーキテクチャでの分解速度と年間リター入力の不均一性:森林の土壌炭素蓄積との関係【Powered by NICT】

Heterogeneity in decomposition rates and annual litter inputs within fine-root architecture of tree species: Implications for forest soil carbon accumulation

著者 (4件)： Lin Guigang (CAS Key Laboratory of Forest Ecology and Management, Institute of Applied Ecology, Chinese Academy of Sciences, Shenyang 110016, China) ,  Lin Guigang (Daqinggou Ecological Station, Institute of Applied Ecology, Chinese Academy of Sciences, Shenyang 110016, China) ,  Zeng De-Hui (CAS Key Laboratory of Forest Ecology and Management, Institute of Applied Ecology, Chinese Academy of Sciences, Shenyang 110016, China) ,  Zeng De-Hui (Daqinggou Ecological Station, Institute of Applied Ecology, Chinese Academy of Sciences, Shenyang 110016, China)
資料名： Forest Ecology and Management  (Forest Ecology and Management)
巻： 389  ページ： 386-394  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0676A  ISSN： 0378-1127  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 伝統的に同等な存在として考え,樹種の細根(直径≦2mm)は森林土壌有機炭素(C)の主要な寄与因子であることが期待されているが,それらの寄与は細根アーキテクチャ内の多くの根特性における不均一性与えられた再評価する必要がある。,文献データは合成した樹種の細根アーキテクチャ内での分解速度の不均一性が存在するかどうかを解析し,細根分岐階層間の年間落葉落枝投入の変化を組み合わせることによる森林土壌C貯蔵するため各分岐の根の相対的寄与を定量化した。結果は細根アーキテクチャ内での分解速度の不均一性の存在を示し,このパターンは分類法(根または直径クラス)により影響された。具体的には,分解速度の不均一性を示した細根は根に分類した場合にのみではなく,細根は直径クラスにより分類した。低次根(最初の二桁)のより遅い分解速度はそれらのより高い酸非加水分解残基に関連していた。さらに,低次根は最初の五次の年間根リター投入の57 71%を占めていることが分かった。樹種の低次根のゆっくりした分解速度と高い年間落葉落枝投入を考慮すれば,我々の知見は,低次根は森林土壌有機Cへの重要な寄与因子であるべきであることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 土壌有機炭素 ,  *不均一性 ,  土壌炭素 ,  *落葉落枝 ,  加水分解 ,  *計算機アーキテクチャ ,  森林土 ,  ターンオーバー ,  品質
準シソーラス用語： 分類法 ,  樹種 ,  *分解速度 ,  *細根 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 落葉落枝品質 ,  メタ分析 ,  菌根型 ,  根秩序 ,  根直径 ,  ターンオーバ速度

分類 (1件)： 森林植物学  (FF02020E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 樹木 ,  細根 ,  アーキテクチャ ,  分解速度 ,  リター ,  不均一性 ,  森林 ,  土壌炭素 ,  蓄積