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J-GLOBAL ID:201802264931675216   整理番号:18A0337717

原発性免疫性血小板減少症におけるTPO受容体作動薬治療への反応におけるサイトカインの変化【Powered by NICT】

Cytokine changes in response to TPO receptor agonist treatment in primary immune thrombocytopenia
著者 (15件):
資料名:
巻: 92  ページ: 110-117  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0144A  ISSN: 1043-4666  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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トロンボポエチン受容体作動薬(TPO RAs)は良好な転帰と原発性免疫性血小板減少症(ITP)における臨床的に使用されているが,特発性血小板減少性紫斑病におけるサイトカイン調節に及ぼすそれらの影響は知られていない。本研究では,インターロイキン(IL)- 2,インターフェロンガンマ(IFN γ),IL-4,IL-17A,および形質転換成長因子β_1(TGFβ_1)のプラズマとm RNA発現レベルはエルトロンボパグまたはrhTPO療法と15人の健康な対照(HC)を受けた26コルチコステロイドresistant/relapsed ITP患者におけるELISAおよびリアルタイム定量的PCRにより決定した。結果は,ITP患者におけるIL-2,IFN-γ,IL-4およびIL-17Aの血しょうおよびmRNAレベルはTPO RA治療が,TGFβ_1レベルが著しく増加した後に有意に変化しなかったことを示した。IFN-γとIL-2の術前・後処理プラズマとmRNAレベルは有意に高かったが,術前・後処理IL-4レベル並びに前処理TGFβ_1レベルは,HCと比較してITP患者で著しく低かった。TPO RA処理したITP患者とHCの間のTGFβ_1レベルにおける有意差はなかった。統計的差は処理とHC前または後のITP患者間でIL-17Aの血しょう中濃度では見られなかった。しかし,ITP患者におけるIL-17Aおよびレチノインオーファン受容体(ROR)γtの術前・後処理mRNA発現はHCよりも高かった。全体として,これらの知見はTPO RA処理はTGFβ_1の分泌を促進することを示したが,ITP患者におけるTh1およびTh17分極を補正できなかった。TPO RAsの作用機序の理解を改善し,特発性血小板減少性紫斑病に対する治療戦略を最適化するための重要な情報を提供する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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サイトカイン  ,  免疫反応一般 

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